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サンザシの木の下で



チャン・イーモウ監督が中国を舞台に描く純愛物語。
1970年代初頭の文化大革命を背景に描いた男女の悲恋物語で、貧しい都会の少女(ジンチュウ)と農村のエリート青年(スン)のふたりが、文化大革命真っ只中ですが恋に落ちます。
ジンチュウの両親は 国から反革命分子としての扱いを受けていて、父親は投獄され、家族も労働改造という厳しい生活を余儀なくされる身分・・・・一方、スンは農村ではあるが裕福な共産党員の家庭で育つお坊ちゃまの設定で、物語のプロローグは、政策により街の高校生は農村へホームステイ&農業実習に行かされるシーンから始めります。

個人的な感想ですが、文化大革命の厳しい社会情勢を描きたかったのかもしれないが、そっちにフォーカスが行ってしまうと純愛映画でなくなってしまうので丁度よいバランスで描かれています。二人の交際が周囲にバレないようにしなきゃいけないのに、この二人ときたら・・・

少女役のジンチュウを演じたチョウ・ドンユイは第2のチャン・ツィイーと噂されるほどの女優さんで、劇中にもあるように『一緒にベッドで寝ただけで妊娠すると思っている』というぐらい清楚な農村育ちを思わせる子をわざわざ何千人というオーディションから監督さんが選んだそうです。本作品は初主演作品。チャン・ツィイーも同監督の「初恋のきた道」で純愛映画に出演しハリウッドでも活躍していますから、今後に期待ができそう。

やっぱり純愛を撮らせたらチャン・イーモウの右に出るものはない!

チャン・ツィイー主演の「初恋のきた道」、「単騎、千里を走る」の高倉健、「HERO」ジェット・リー、トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィイー、ドニー・イェンの面白いです
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