教えの仕事…

こんな私も教えの仕事をしはじめて早数年。
ありがたいコメントなどもいただいたので、少し私の考えをここに書いておきます。

まず、第一に師弟関係で一番大切なことは
「相性」
だと思います。
人間同士ですから、各個人がいい人か嫌な人かに関わらず、人間同士としてうまくつきあっていけるかどうか、これが本当に大切です。
私は、これが最も痛感していることです。

それから、目標・意志の定まらない人を教えることほどつらいものはありません。
いわゆる「なんとなく」習いにくる人です。

趣味でたのしくやりたい、カラオケでうまく歌えるようになりたい、プロになりたい、楽譜が読めるようになりたい…
などなど、みなさん何か目標を持って習いにくるとは思うのですが、その目標や自分自身に対して誠実じゃない人が結構、いえ、実はかなり多いのです。

そういう人は、音楽以前の問題なので大変です(笑)

それから、私が生徒にお願いしていることは３つ。

?私に依存しないこと。(レッスンに行けば直してもらえるという他力本願を持たないこと)

?レッスンがつらく感じたら辞める(退会する)こと。(音楽は楽しくなくなったらいい音は奏でられません)

?音楽以外にもたくさん目を向けること。(人間性が音楽には反映されるので、何も知らない人の演奏は技術的に優れていてもつまらない)

です。

教えるほうも、いつも結構必死です。
人の性格を変えかねないですからね〜。

えらそうではありますが、こんな感じで教えの仕事をさせてもらってます〜。