パート２真蔵院（別名雷不動）

　そもそも葛西に雷（いかづち）という地名があったのですが（今は東葛西になっており、唯一交差点名称に雷と書かれているだけです）これは別名、雷不動（真蔵院）のあるところとして名づけられたと言われているんです。この不動尊は「波切不動」といわて土地の人から多くの信仰を集めていたそうです。その謂れは「しけ」で転覆しそうになった船がこの寺の松にいた竜に助けられたという伝説があり漁師たちは竜が残していった剣をこの寺の不動明王にお供えしたと伝えられています。また「別名雷不動」と呼ばれた説として、ある日この辺りが激しい雷雨に襲われ、お不動さんが落雷をこの宝剣で打ち返したという伝説があって雷不動という謂れがあるのです！