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信州穂高


旅に出ると、たいがい行きつく先は神社が多い。

バイクで信州を回るときなどは、戸隠神社、穂高神社、諏訪大社などをよく訪れた。

それぞれ個性豊かな御社だが、安曇野にある穂高神社はおっとりとした明るいお宮だった。

境内にはニワトリが放たれ、馬の木像が安置され、どことなく農耕の雰囲気を感じさせるものがある。

主峰穂高岳に奥宮があることから、山の神を祭っているように思っていたが、実はその起源を遡れば九州の安曇族が信仰していた海神をお祭りしているお宮だとか。

でも安曇野を訪れる観光客には、北アルプスと道祖神と碌山美術館と大王わさび田のソフトクリームの他にも、この神社は旅をする者にとって安らぎを感じさせてくれる場所でもある。

海は女性を象徴するというが、その平らな明るい雰囲気はここから由来しているものなのだろうか。

もちろちんお札をもらってきたが、ここ10年以上神棚に祭ったままで、新しいお札に変えなければと思うのだがなにせ遠い道のりで失礼している。

今年は北アルプスの籠宮に如意宝珠を賜わりに行こうか。


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