日々の感想などを書きます
ここのログインパスワードとメールアドレスの控えが行方不明になり、しばらく入れませんでした 今日USBメモリを整理してたらそのメモが見つかりました この間、家族を亡くしこの2年間まるで修行僧にでもなったかのような孤独で辛い毎日でした 少しでもこの気持ちを癒すためこれからも勝手に書いてまいりま…(続きを読む)
ここのログインのメールアドレス変更したいんですが、どうしたらよいのでしょうか? 捨てアドだったんで、しばらく使わぬうちに無効になってます
何年も前、いやもっと昔の話だ。 とうていモテない僕と、すこし女に縁がある友達と、わざわざこの寒いクリスマスのさなか、目的を持たず、とにかく西に向かって行けるところまで行こうぜとばかり思いつきのバイク旅に出た。 一路、国道20号線を下り、普段でも渋滞の絶えないあの道は、午前10時過ぎの出発…(続きを読む)
家族の病気がただならないもの知り、だがなんとかなるさと思い続け、そしてうまく行き始めた矢先、彼女は逝ってしまつた。 兄弟げんかばかりしてたくせになんたる様だ。 どうせなら俺がかわってやりたかったと思う。 本気で神も仏もあるものかと、3回考えた。 こんなことなら、もっとやさしくして…(続きを読む)
僕は以前からニューヨークにあこがれていた。 そこには音楽専門のFM局がたくさんあると話に聞いていからだ。 うろうろしなくても、どこか安アパートを借り、その専門局で一日中ジャズを聴いてみたいと思っていたのも割と最近のことだ。 でも今はネットのおかげで東京にいながらそれが実現できる。 …(続きを読む)
僕は長い間ネクタイをしたことがなかった。 長い間ジーパンとラフな格好で仕事をしてきたので、今の新しい職場のロッカーにはたった数本のネクタイしかない。 しかも全部今は亡き親父のネクタイだ。 だがそのネクタイに最近不思議なことを感じはじめた。 数本のうち、あるものは地味だけど…(続きを読む)
「生きている」ということを実感するような体験は、この人生の中でどのくらいあるのだろう。 苦しみの最中(さなか)にいる時は、そんなことはとうてい思えないようなことも、あとで思い返すとき、あの時は「生きてたんだな」と実感できるから不思議だ。 「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」とか言う…(続きを読む)
あなたは、あなたが今考えている以上にすばらしいということを知った方が良い。 とかく自分の欠点は目に付いても、自分の良さは案外認識していないことが多いからだ。 以前から言ってきたように、「自分なんて・・・」などと高をくくれば、もうそれ以上進展することは稀だし、自分で自分を縛って何の得をする…(続きを読む)
いま 生きているという実感がない毎日を過ごしてきた。 これではいけないと思いつつ、毎日の生活に流されてきた。 いや、日々が早く流れ去ることを望んでいた。 でも、これがある「過程」だとしても、とても苦しい毎日だった。 そろそろ終わりにしなければ。 だが流れを見ると、「今は苦し…(続きを読む)
テレビばかり見ていると、実際には行ったことがないのにあたかも手に取るように、その場を知り尽くしてしまう感がある。 ならば実際その場に行ってみようかと思う人がどれだけ居て、どれだけその見聞を広めているのだろうか。 たとえば、ありきたりな海の映像をみて、ただあたりまえの光景になんの感動もなく…(続きを読む)
よく「人生」を山登りに喩(たと)える人がいる。 僕も山登りしていたから、その気持ちもなんとなく分かるが、 さりとてあまりに陳腐な形容は返って人生をつまらないものにしてしまうこともある。 反対に「ひたすら苦しい思いをして何になるの」と聞いてくる人もいる。 おそらく、そういう人は頂上…(続きを読む)
自分のHNの「無限力」について、なにか精神主義的な雰囲気を連想する人もいるかもしれないが、まあそれはそれで別に構わない。 ただ前にも書いた通り、自分で自分を限ってしまうと損だという意味合いがここにはある。 「どうせ」とか「俺なんか」などと高をくくると、それ以上の世界を手に入れることができ…(続きを読む)
旅に出ると、たいがい行きつく先は神社が多い。 バイクで信州を回るときなどは、戸隠神社、穂高神社、諏訪大社などをよく訪れた。 それぞれ個性豊かな御社だが、安曇野にある穂高神社はおっとりとした明るいお宮だった。 境内にはニワトリが放たれ、馬の木像が安置され、どことなく農耕の雰囲気を感じ…(続きを読む)
道に迷ったときは眠るに限ると書いた。 この3ヶ月間「会社」から帰ると何もできなくて、ただひたすら眠って朝を迎える生活をしていた。 苦痛の連続だった。 これも以前書いたが、前の会社にいたとき前社長が、「仕事というものは眉間にしわを寄せてやるもんじゃない。楽しみながらやるもんだ」といわ…(続きを読む)
最近、進むべき道に迷うことが多い。 これから先どうしたら良いのか。どの方向に進んで行くべきなのか。 普段、戦略的なことを考えることが苦手な僕は、こういう場合、ただひたすら寝ることにしている。 それしかやりようのない疲れた日々を、ただやり過ごすのである。 思考を停止し、現実…(続きを読む)
どんなことでも「執着」は悪である。 良いことでも、こだわだったがために、返ってその本質を曇らせる事もある。 ましてや「悪」に囚われれば、なおさらだ。 ならばその「悪」から腐れ縁を断ち切るにはどうしたら良いか。 それは「悪」を見ない事だ。 「悪」に執着しないことだ。 …(続きを読む)
前に、この年末年始のアルバイトのことを書いた。 それに味をしめた僕は、とうとう今ある会社を閉じ、身軽になる決意をした。 と聞こえはいいが単に資金不足のため会社をやめるだけである。 正直言って、これからのことに不安や恐怖はなかった。必ず未来は啓けるという予感があった。 もちろん…(続きを読む)
僕は山歩きが好きだ。 その際、ある麓の地方都市に宿をとり、翌日バスに乗って峠まで揺られ、そこから登山というパターンをよくとっていた。 やっとのことで列車から降りると、きまって駅前の二階にある軽食屋に行った。 そこは女店主とまだセーラー服を着た中学生くらいの女の子がよく店の手伝いをし…(続きを読む)
突然部屋の電話が鳴った。 まだカーテンを開けていなかったので、時間が分からない。 「おい『無限力』外を見たか」。 なんのことやらと、ホテルの重いカーテンを開けるやいなや雪景色が飛び込んできた。 「昨日はあんなにいい天気だったのに」 瞬時にに二つのことが頭の中を駆け巡った。 …(続きを読む)
あと半月もすれば春の気配だ。 この頃になるといつも思い出すのが、「信州雪の極寒ツーリング」である。それはO君とバイク2台の旅であった。 この旅の経験があったればこそ少々の寒さは我慢できるという話です。 その前に、O君については不思議な縁がある。 彼とは小学校の友人で、…(続きを読む)
もう10年以上前になるが、ちょうどこの時期、軽井沢までツーリングに行ったことがある。 午前8時半の出発は、一般道を使うには少し遅かったので、高速に乗ることにした。 途中、高坂サービスエリアで30分の休憩を取り、温かい缶コーヒーとハンバーガーを食いながら寒さをしのぎ、さらに高崎に向かった。…(続きを読む)
前にも書きましたが、現在年末年始のアルバイトをしています。 深夜の仕事とあって、思うようにパソコンの前には座れませんが、たまに遊びに来ています。 思えばこのサイトを知ったのも、ある人のブログを追いかけてのことでした。 後に会員にならないと見られなくなってしまったので登録し、たまたま冬を感じ…(続きを読む)
久しぶりに履歴書を書いた。 じつは僕は一度も就職活動の経験がない。 学生時代のアルバイトがきっかけで、そのまま居ついてしまったのが、いまの会社という流れである。 もともと実家が自営だったのに加え、いわゆる大会社というものが嫌いだったせいもある。 理由はよく分からないが、丸の内…(続きを読む)
人に高をくくられるということは嫌なことである。 「私はあなたが思っているほどバカじゃないよ」と言いながら、逆に相手の高をくくってみたりときりがない。 まあ、それらは日常的な光景であるかも知れないが、もっと性質(たち)が悪いのは自分で自分の高をくくってしまうことである。 しなくてもよ…(続きを読む)
ここ数日夕方がほんの少しだけ延びたかなと思う。 「冬至」はまだ先だけど、夕暮れが少しずつ延びていくのはうれしい。 心の中では既に「一陽来復」である。 しかし気持ちの上では楽になっても、「夜明け」はますます遠のくばかり。新年7日ごろが一年でもっとも朝が遅いらしい。(東京) …(続きを読む)
最近、朝起きてボーとした頭の中で昔懐かしい歌が何度となく繰り返される。 しかも毎日違っていて、なんで今頃こんな歌が・・・と思ってしまうほど、脈絡もなく突然湧きでてくるのである。 時には「歌のおねえさん」だったり、あるいは、時に時代のポップスだったり、実に多岐にわたって面白い。 朝は…(続きを読む)
漆黒の闇を背景にして、はじめて淡い星の光を写すことができる。 そんな理由で山奥まで出かけてきたものの、空が曇っていたのでは仕方がない。 わざわざ新宿のヨドバシまで買いに行った高いフィルムも、重い機材も今宵は部屋の隅にある。 やることもなく定期的に外に出てはみるものの、星明りのない不気味…(続きを読む)
僕は旅をするとき必ず音楽を持ち歩いていた。 今は昔のカセットウォークマンが出たくらいの頃、でかいラジカセを持って友人と会津に行ったことがある。 それは、おそらく2?あったかと思うぐらいのしろもので、音は良いが持ち運びには苦労した。 その後は小さなラジカセとヘッドホンに替えて、当時FM東京の土曜…(続きを読む)
高校生のとき、S君と信州の聖高原へ星の撮影に行ったことがある。 そこは篠ノ井から約1時間ほどの山奥にあり、三脚とカメラ機材を抱えた僕たちは、ようやく目的のバス停に降りた。 真夏の太陽は容赦なく降りそそぎ、のどの渇きを覚えながら、やっとのことでお寺の門を見つけた。そこは「学生村」と呼ばれる…(続きを読む)
その日何処に泊まるかも決めず小諸で降りた僕は、3月の寒風吹き荒れる午後、どこに行く当てもなく目の前のビジネスホテルに宿をとった。もちろん降参モードである。 こういうホテルは初めてだった。チェックインを済ますと、すぐに風呂(バス)にお湯を入れ、湯船から見える位置にテレビを持ってきて、「土曜ワイド劇場…(続きを読む)
最近の僕の旅は、二輪を使うことが多い。 でも、かつては上野駅発の列車で信州に向かうことが多かった。 それはそれで、ビールも飲めるし、景色を見ながら煙草も吸える。カセットなんか聞きながら車窓を見れば、もう日常からの完全離脱だ。至福の時を刻みながら旅の緊張を味わった。 関東平野を列車は猛スピードで…(続きを読む)
明日から冷たい北風が。僕はこの空気が上越国境を吹き抜けてくるこの季節、子供ながらにその遥か遠いシベリアの光景によく想いを馳せたものでした。 寒いのはイヤなんだけど、とっても綺麗な空気は、夏に台風が接近してきたときと同様、自然からのプレゼントのような気がしてならないのです。