メッセージ

Love is possible after friendship but friendship is not possible after love because medicines work before death later nothing can be cured...... ...

先日、ある方からこのメッセージが届いた。

彼が言いたい“LOVE”も、私の気がついた“LOVE”も、まさに後者である。

彼は遠い異国の地で、ある吉報のみを待っている。

この2年間。心に響く言葉と写真つきのメッセージが毎日毎日メールで届く。でも私からの返信は、毎月５日に私のポートレート写真を送るのみである。

「生まれ変わったら一緒になろう！」なんて・・・現代日本で言ったら恥ずかしいことこの上ないが、そうさらりといえてしまうのが外国人のさりげない優しさなのだろう。

「その吉報を待っているから！絶対連絡して！」

何のことかと言うと、私が結婚するまで、絶対に彼は誰とも結婚しないと宣言した。

冗談だと思っていたの。
それが冗談ではない、ということがこの２年をかけて分かった。

毎日届くメッセージ。
そして先日送られてきた寂しげな・・・あのメッセージ。

日本とは事情が違うのに。それでも彼は耐えている。

２０代前半で結婚しなければ、彼はいわゆるステータスを失う。
そういう国なのだ。もう３０歳になるのに。両親が決めた娘とただ黙って結婚すればいいだけなのに。彼は未だにその約束を果たすべく、独身を貫き通している。

彼を笑える？
そこまで誰かのためにしてあげられることがあったかしら？

私にはあまりにも過ぎた約束だよ。
私ごときにもういいよ（＞＜。）

もし笑うなら私を笑ってください。
懺悔しなければならないのは私。

彼のために早く結婚しなければ！などというプレッシャーや気持ちはどこにもない。薄情？
いえ、そんなことしても誰も喜ばないことをただ知っているだけである。

“重い”と言うよりは“深い”。

ちなみに“重い”という言葉を頻繁に口にする人が嫌い。

みんな一生懸命生きてるのに、その一言で全てを片付ける人が嫌い。

本当に人を愛すると言うことを教えてくれた彼に・・・。

今、私にできること。

それは胸の内に秘めておこう。

きっと彼は誰よりも大きな幸せを掴むだろうから（＊＾＾＊）