認知症の母のこと

　1日夜　レンタカーで西東京市の姉のところまで走りました。
そして翌朝6時過ぎに姉のところから、母がお世話になっている神奈川県南足柄市のグループホームまで行きました。

　月に一度の通院同行のためですが、今回は発症当時からお世話になっている脳外科の先生のところから、精神科のある病院に移ることも視野に入れて　の初診の為でした。

　2年と4ヶ月前、真新しいグループホームの施設長の意気込みに期待したのですが、実際は程遠いものだとわかりました。

ちゃんと歩いていた母は、今は自力で立つことも出来ず　あちこち床ずれが出来、乱暴だから　と抗精神薬の投与でぐったりとなったり　その薬を抜くことでまた乱暴になったから　出て行ってくれ　と言われたり・・・

　私が行くと母はいつだって　涙を流して喜ぶし、昨日だって道路の看板を読んだり　歌を歌ったり　楽しそうにしていました。
その朝も、オムツを変えてくれるスタッフを撲った　と聞かされましたが、姉が取り替えるよ　と言うと、素直に仰向けになり　ズボンを脱がしやすいようにちゃんと　腰を上げるし・・・

　本当に普通じゃないの！　と思いました。

同じように介護施設で看護師をしている姉に言わせると、怒ったり乱暴になるのは気に入らないことをされるせいもある　そうです。

確かに私を受け入れている　とはいえ、止めて　と母が言っていることをいつまでもしつこくしていると、手が出ます＾＾；

こんなこと　誰でも一緒ですよね＾＾

　精神科と内科・皮膚科のあるベッド数３５０床の、昨日の病院は今は認知症専門　と言っても良いほど認知症の患者さんでベッドは塞がっているようでした。

　技能療法士さんも来るし、歯科医も定期的に来てくれると言われ、２年前に改装したという建物は白とピンクでとても広々として、気持ちが良かったです。

　元が精神科ということで、山の中腹に近いようなところにありますが、その分空気が綺麗だし　散歩に出ても危なくないし・・・

何より　母の笑顔が取り戻せそうです＾＾

メマリー　という　新薬に期待したいと思います。