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奥秩父の渓流釣り


山崩れのため車止めから目的地まで徒歩で2時間の行程です。瀬虫を捕るために川に手を入れると痺れる様に冷たい。あたりは緑一色に芽吹いていますが、谷から見える峰はまだ茶色ぽく冬のなごりが見うけられます。
近年カモシカが増えている模様で、ピーピーと威嚇の鳴き声が聞こえます。午前中で疲れてしまい、午後は足が「ツレテ」意欲が半減してしまい、ヤマメ7尾の釣果で残念でした。
師匠は19尾の釣果でした。
殺しは人間の本能の一部分であり、躊躇いも無くヤマメの命を奪う自分を思うと、人殺しをするのも存外簡単なのかも知れません。
午後5時半に納竿して沢づたいに杣道を「ヘタバリ」ながら歩いていると、斜面から2頭のカモシカを目撃しました。こちらに気づくと岩場の斜面を駆け上がって、僅か数秒の出来事で、まことに疾風のごとくで逃げていきました。
人と野生動物が出会った一瞬でした。
帰りは車まで3時間かかって午後9時頃到着、真暗な夜道は寂しい。
16時間肉体を動かすのはキツイ、ああ、お疲れ、お疲れ、くたびれた。
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