クリーミーさんのおっしゃる通り、世論的にはとても賛成です。ただ、私もTV報道などを観ていましたが株主総会については、株主総会としてのルールが最初から決まっているので原則が最優先だと思います。例えば、東電の株主総会は最初の30分程度、TVで放送されていたそうです。福島の避難所で中継を観ていた被災者の方が、中継が途中で中止された事について聞かれ「何で最後まで中継しないんだ。また何か隠しているでは?」とコメントされていましたが、本来株主総会に出席出来るのは株主だけなので、中継自体が異例な事です。株主向けに説明する内容を公開する義務は無いですし、逆に株主の立場からは「なぜ権利のない人たちに中継しているんだ!!」という事になります。また、議決内容について当日参加していた株主を無視しているような印象がありましたが、東電は既に90割弱の委任を取り付けているので例え会場に何万人の株主がいても決議事項は変わらないんです。参加した株主もそのルールに基づいて総会に参加しているので、総会終了後のインタビューで「やりかたが誠実じゃない!!」的な発言をしても意味がないと思います。株主のルールで行動するのであれば自身が大株主になるか、委任をした大株主に対して不買運動をかけるなどして世論を動かすべきでしょう。上位の生命保険や銀行で解約が相次いだら相当なプレッシャーになるのではないでしょうか?ただ、今度はこれが引き金になって困る人も出てくるはずです。こんな感じで、原発の問題は災害と経済の話が絡んでくるので、それを感情で一緒に議論するのはどうかなと思いますし、そもそも原発は東電が勝手にやってのではなく、国の政策で進めた事でもあるので、一企業(東電)の株主総会で議論すべきではなく、勝手に推進する権利は無いはずです。
> のぼるさん そのとうりです。 より詳しい解説をありがとうございます。 東電の株主総会で議論すべきではないですよね。 マスコミがこの総会を伝えた意味は何だったのでしょうね。