引越し先は老房子

上海には老房子が建ち並ぶノスタルジックな場所が沢山ある。見る分には良いが話を聞いた限りでは住みたくない場所だ。なかには「やっぱり上海に来たのなら憧れの老房子に住みたい」と思う人も少なくない。

老房子とは租界地区(上海租界)に建てられた西洋式建築物の総称で、その当時のまま残された古い洋館を呼ぶそうです。1920年から30年代が中心でデザインもフランス式、イギリス式、スペイン式と色々ある。

老房子の特徴として

?鼠が多い
?ゴキブリも多い
?共用スペースが汚い
?シャワーの出が悪い・お湯がでない
?雨漏り

など・・数え上げたらきりがない

しかしなんと・・新しい引越し先はこの老房子だ。門の入り口には「○○村」と書いてある。村人になったのか？そういえば、家の周辺には猫が沢山いて恐らく10匹以上はいる。猫好きなので気にはならないが、猫の多さが鼠の多さを物語る。実は会社でも鼠はよく出没しており、鼠とりの粘着シートと撒餌さを駆使して捕獲作戦を常に実行中なのだ・・鼠は意外と賢く仕掛けた粘着シートをジャンプしてかわすし、囮の撒餌さだけ食べたりと、あの手この手で悪戦苦闘している内に自然と鼠に慣れた・・・。

引越しが完了して一週間が経過したが、お風呂でお湯が5分しかでないぞ！昨日は停電でその風呂にも入れないし！早く引越したい・・