紫蚕島と演芸センター

いよいよ上海万博が真近に迫ってきた。各国のパビリオンも着々と完成しており、最近は試験的にライトアップされ、もう本番ムードさながらです。ライトアップされて気がついた事があり、実は大きな勘違いをしていました！！

＜演芸センター＞
去年の早い段階で中国館の隣に日本館ができると聞いていたので、ずーっと円盤型のUFOみたいな建物が『日本館』だと思っていました。しかしその建物は上海万博の5大建築の一つである「万博演芸センター」だったのです。日本館はと言うと中国館の隣の演芸センターの隣の小さい紫色の建物でした。

折角なので演芸センターの紹介をします。この演芸センターの外観は「宇宙からの空飛ぶ円盤のよう」で、従来の劇場とは異なり観覧席が公演内容のニーズと観客数によって、4,000 席、8,000席、12,000席と18000席に変えられます。また舞台は大きさ、形ともに360度の空間で三次元の組み合わせができ話題になっています。

更に言うとこの演芸センターは2011年1月から『メルセデス・ベンツ文化センター』と冠を付けた名称になるそうです。中国で冠名称を付ける初のスポーツとエンターテインメントの場所となり、ネーミングライツの期間は10年。

＜日本館＞
日本館の愛称は中国語で『紫蚕島』zǐ cán dăo（ズーツァンダオ）日本語では「かいこじま」と呼ぶそうです。日本館の外観の色合いは紫色で日中両国で気品のある色合いとされていることで決まったそうです。なんとなーくイメージ図と実際の建物が乖離しているような・・気のせい？

＜上海万博＞
上海万博は、これまで最大の1970年大阪万博の6,400万人を大きく上回る7,000万人の入場者が見込まれ、万博史上最大の面積・パビリオン・イベント数を予定しています。（※ちなみに愛知県でやった愛・地球博の約2倍）まさしく史上最大の万博を目指しています。

開催時期：2010年5月1日〜10月31日（184日間）
入場券：140元〜200元(2000円〜3000円程度)
※平日普通入場券、指定日の普通入場券、前売割引券、夜間券、回数券、団体券などがあります。

184日間の開催で7000万人を予想しているとなると1日平均38万人か・・土日は激混みだな平日に行きましょう！