背スジを伸ばそうとしても伸ばしづらかったり、前屈をしようとしても指が床に着かなかったりすると、｢身体が硬い｣事に気付かされます。
しかも、疲労すると、回復力が遅くなるので、身体がダルクテ重い感じが、いつまでも続くようになります。
身体を動かさない毎日を続けていると、そのまま、｢身体が硬い｣状態が“固定化”します。
このような｢身体が硬い｣状態を、改善したり予防したりする為に、ストレッチが広く利用されています。
ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、関節の動きを拡げ、身体の動きを滑らかにする事を目的にしています。
酸素や栄養素を運ぶ血液の循環も良くなるので、疲労を早期に回復させる効果もあります。
こうした作用から、ストレッチは、スポーツのコンディション調整に広く利用されています。
また、現在では、病後のリハビリ治療に活用されたり、普段の生活でも、腰痛や肩コリ対策にストレッチが勧められたりしています。
最近の傾向として、身体を良好な状態にする為だけでなく、〝気持よくほぐす〟事にも、注目が集まるようになりました。
筋肉の活動性を回復させるだけでなく、血流を良くして、身体を動かす楽しさや心地よさ、あるいは、リフレッシュ感が期待されるようになりました。
この為、PRも“ストレッチは気持ちいい”と、訴える表現が多くなってきました。
しかし、ストレッチは、形だけのポーズをしても、なかなか効果が出ません。
効果が発揮されるには、伸ばす方向によって、対象となる筋肉が変わってくるので、大まかでも、主要な筋肉の位置と特徴を理解しておく事が必要です。
また、普段、伸ばす事が少ない筋肉や、身体の姿勢を維持している深い筋肉を意識して、それらをシッカリと伸ばす事も必要です。
この為、ストレッチは、コーチからの指導を受けながら、日にちをかけて、繰り返し行う事が肝心です。
『どの筋肉を、どの方向に伸ばすのか』をシッカリ意識して、『毎日続ける事』が重要になります。
ところが、実際には、自分のどの筋肉の柔軟性を高めたら良いのか、ハッキリ分からなかったり、筋肉の柔軟性の程度が、本人にとって分かりづらかったりします。
また、身体があまりに硬くなってしまうと、自分で柔軟性を回復させる事に、困難さを伴います。
しかも、ガンバリ過ぎて、逆効果になって不快感が増したり、特定の筋肉に負荷をかけ過ぎて、痛めてしまったりする事もあります。
身体の改善は、身体の状態に合わせた対処が、必要です。
例えば、疲労や緊張で筋肉が硬くなり、ストレッチをしても伸ばしづらくなってしまった場合には、マッサージが適しています。
特に、ストレッチが難しい場合に、マッサージを利用すると、筋肉の柔軟性の回復や血液の循環を促進して、関節の可動域の拡大、痛みの抑制やリラックス効果をもたらします。
また、マッサージの中でも、東洋医学を取り入れたマッサージは、ツボや圧痛点を刺激して、本人が気付きにくい患部を確認し、直接アプローチします。
この為、一人ではやりづらい場所の、筋肉の働きを活性化したり、血液循環を促進したりして、関節の可動域の拡大、炎症の抑制も行います。
この効果により、筋肉を効率良く伸ばすだけでなく、身体の調整を行い、身体の不快感の解消にもなります。
ストレッチをしたいけれど、時間が無い方や、ストレッチが難しい時には、マッサージを利用すると、身体のコンディション調整に、即効性があり効果的です。
当院は、筋緊張の軽減、関節可動域の回復、疲労回復、疼痛や筋肉痛の不快感の解消、などのマッサージ治療を行っています。
マッサージの施術時間は、最短15分から受け付けています。 お試しください。
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