｢疲れているのに、眠れない｣という人が、多くいます。
不眠の原因はいろいろありますが、このような症状は、身体の緊張状態が夜まで続いていると、多くみられます。
身体が、硬く緊張した状態になって、脳がリラックスできず、深い睡眠に入りづらくなる為です。
身体の緊張の中でも、背中の筋肉の緊張は、特に、睡眠に悪影響を及ぼします。
背中の筋肉は、姿勢を維持し、左右の肩甲骨を支える役割があります。
しかし、毎日の、長時間のデスクワークや立ち仕事、うつむき姿勢の家事などによって、気が付かないうちに、背中が硬く緊張した状態になります。
夜になっても、この緊張が解消されないと、寝つきが悪くなったり、熟睡しづらくなったりします。
本来、寝ている愛仇に、寝返りを適度にうつことで、身体がほぐれ、疲労が回復してきますが、背中の筋肉が固まったままなので、身体がほぐれてきません。
この結果、眠ろうと目を閉じても、コワバリから息苦しく感じたり、ジッと寝ている事が苦痛になったりします。
また、背中の筋肉の負荷が解消されていないので、肩甲骨の間にある、身体を休める副交感神経が、うまく働きません。
この結果、心臓や肺の周りなどの、上半身の重要な血管が、締め付けられたままになり、体内の老廃物がいつまでも残るようになります。
すると、気分的にもスッキリせず、更に、ストレスやイライラした気分が、脳にとって\"強い覚醒刺激\"となります。
更に、首までも緊張が抜けない状態になると、更に、睡眠に悪影響を及ぼします。
首は、脳に血液を送る動脈や、重要な神経が通っているので、緊張や疲労が解消されていないと、イライラした感情を生じさせ、血液の巡りが悪くなる為です。
寝ようとしても、興奮状態が解消しづらくなるだけでなく、身体の熱が下がりにくくなって、熱がこもったように感じられ、眠りづらくなります。
仕事や日常生活で、同じ姿勢の作業や、同じ動きの作業、不自然な姿勢などが続いた場合には、特に、背中や首に緊張を及ぼします。
いつまでも頭がズ～ンと重かったり、頭を左右に動かしたり顔を上に向けると、首や背中に痛みや不快感があったり、制限がある場合には、注意が必要です。
気持ちよく眠れるように、背中や首の緊張を取り除く事が大切です。
例えば、赤ちゃんは、眠る前に、手が温かくなったり、顔のほほが赤くなったりします。
これは、熱を運ぶのは血液が、身体の表面から放熱する事で、“おやすみモード”に切り替わる為です。
身体がリラックスして、身体からの放熱が起き、眠りを誘う役割を果たしています。
疲れを感じているのに｢寝つきが悪い｣とか、｢熟睡ができない｣場合には、特に、背中や首の緊張緩和がポイントになります。
緊張を和らげると、自律神経の興奮を鎮めるので、血液やリンパ液の循環も良くなり、呼吸も楽になって、リラックスした感じになります。
しかも、血行が良くなるので、身体の表面からの放熱が起き易くなり、“おやすみモード”に切り替わり易くなります。
しかし、背中の筋肉は、自分で緊張緩和させる事が、難しい場所なので、マッサージの国家資格者のいる治療院で、治療をお試し下さい。
特に、東洋医学のツボを利用した治療は、首周囲の筋肉の働きや血行を改善し、自律神経のバランス回復に効果的です。
身体や気持が緩んだ感じとなって、不眠の解消につながります。
夜、気持ち良く眠りにつけない原因に、背中の筋肉の緊張が解消せず、コワバッテいる事があります。
当院は、体調を整え、過度なストレスを軽減し、心身のリラックスを図る治療を行っています。
マッサージの施術時間は、最短15分から受け付けています。 お試しください。
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