｢喉が締まる感じがする｣とか、｢首が締め付けられる感じがする｣などで、悩んでいる方が多くなっています。
人によっては、｢喉が詰まったような感じがする｣、｢声が出にくい｣、｢深呼吸がしづらい｣と感じる事もあります。
これらの原因として、首や肩の凝りが、大きく影響しています。
首や肩の疲労や、循環が悪くなって、凝りが生じる事はよく知られています。
更にそれが続くと、首の筋肉に影響し、柔軟性が無くなり、｢息苦しい｣とか、｢声が出にくい｣という感じになります。
これは、喉近くの筋肉がコワバリ、喉に閉塞感や異物感を感じる為です。
中でも、喉近くに伸びている筋肉で、｢胸鎖乳突筋｣と呼ばれる筋肉が、大きく影響を及ぼしています。
首の横(耳の下)から、喉近くに伸び、顔を横に向けた時に、首の横に現れる筋肉です。
この筋肉は、頭を前や横に倒したり、左右にひねったりする時に働く筋肉で、呼吸をしている時も働いている筋肉です。
ところが、この筋肉が、オーバーワークになると、筋肉が硬直して、喉がツッパッタように感じます。
特に、デスクワークのように、頭を前に突き出すような姿勢が続くと、起き易くなります。
頭を支えるのに、背部の筋肉だけでは足りなくなり、筋力を補う為に、胸鎖乳突筋が動員されて、本来の働きと、違った働きとなる為です。
また、この胸鎖乳突筋のコワバリは、呼吸を繰り返した場合にも、起きます。
例えば、喉から声を出すような発声の繰り返しや、息を吸ったり吐いたりする吹奏楽器の演奏、風邪や花粉症によって咳が続いた場合、などです。
自覚が無くても、歯ぎしりや、噛み締めなどが強い場合にも、起き易くなっています。
しかも、胸鎖乳突筋は、自律神経や精神的な状態に、深く関わっています。
この為、｢眠れない｣、｢集中力が続かない｣などの、精神的な疲れに悩んで、我慢しているうちに、喉周辺が緊張するようになり、ガチガチになる事があります。
肩や背中の凝り解消の治療を受けても、緊張感や疲労感がスッキリしない場合には、首の前や横の筋肉の状態に、注意が必要です。
首の筋肉は、何気ない日常生活の動作で、気が付かないうちに、疲労や緊張が蓄積してきます。
すると、喉の筋肉が凝り固まり、｢喉が締まる｣という感じになります。
｢喉につかえる感じ｣があっても、食事の時に、何も気にせずに食べられるならば、喉の凝りが、影響している可能性があります。
このような、首回りの筋肉の緊張が酷くなり、｢喉がつかえる感じ｣になった場合には、マッサージ治療が効果的です。
首廻りのコワバリが解消してくると、空気が自然に肺に入るような感じがして、呼吸が楽になり、気分がスッキリしてきます。
しかし、首の筋肉は浅く薄いので、施術には、デリケートな注意が必要です。
首は、身体の中でも、全身をコントロールしている脳と全身をつないでおり、しかも、胸鎖乳突筋の近くには、太い動静脈や、重要な神経が通っています。
ところが、｢喉がつかえる感じ｣になっていると、胸鎖乳突筋を触ると、想像以上にカチカチに硬くなっている事に、気付かされます。
この為、首周辺の緊張を解消し、正常に戻すには、触診の正確さと、力加減の調節が非常に重要になります。
強く刺激し過ぎない事は大切ですが、施術が不十分だと、効果が出ません。
首周辺の治療には、正確な診断と実績経験のある治療院で、施術を受けて下さい。
胸鎖乳突筋のオーバーワークは、｢喉のつかえる感じ｣となります。
当院では、肩や背中だけでなく、首周辺や喉の筋肉の緊張も診断し、マッサージ治療を行っています。
マッサージの施術時間は、最短15分から受け付けています。 お試しください。
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