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ファミリー 治療院
鍼灸・指圧
千葉県市川市八幡3-26-2 (京成八幡駅北口正面)
本八幡のマッサージ専門の治療院です。    

変形性膝関節症の、運動療法と筋肉の柔軟性


変形性膝関節症には、膝にヒアルロン酸を注射して、膝の痛みを和らげる治療が、積極的に治療に利用されています。
炎症を抑えるだけでなく、すり減った軟骨表面を覆って、膝の動きを滑らかにする効果があります。
この作用で、膝の軟骨を保護し、痛みを比較的早く、著しく軽減させる効果があります。


しかし、ヒアルロン酸には、軟骨を再生させたり、増やしたりする効果はありません。
しかも、時間の経過とともに、ヒアルロン酸が体内に吸収されてしまうので、長く効果が持続しません。
治療で膝の炎症が治まっても、最初の段階で痛みが解消しないと、2~4週間ごとに1回の割合で、繰り返して注射を受け続ける事になります。


この為、膝の負荷を軽減し、注射を受ける回数を減らして、終了させるには、運動療法が必要になります。
主に、太ももの筋肉(大腿四頭筋)を中心に、筋力アップと、膝の曲げ伸ばしの、訓練を行います。


太ももの筋肉は、膝下まで伸び、運動時の負荷や衝撃を吸収し、膝関節をコントロールする働きをしています。
この働きを活用する事により、膝の動きをシッカリと制御し、関節軟骨に傷つくのを防いで、膝の痛みを軽減できます。
この為、太ももの筋力をつけ、膝関節をガードしている、太ももの筋肉の安定性を高める事を目的にしています。


しかし、運動療法の難点として、即効性が期待できません。
効果が出るまで、少なくとも2~3ヶ月ぐらいかかるので、毎日、気長にトレーニングを続けていく事が必要になります。
特に、肥満や加齢で脚の筋力が弱っていたり、膝の痛みで歩く事が少なくなっていたりすると、余計に、関節の機能を維持する意欲と、ガンバリが必要になります。


この為、「膝が痛いのに、トレーニングをしたらますます痛くなる」とか、「老化病だから、仕方が無い」と、消極的になったり、諦めてしまったりする事があります。
これは、筋肉などの柔軟性が失われると、膝が曲がらない、伸びない、痛い、という症状が起きる為です。
痛みの為に膝を使わなくなると、膝関節周囲の筋や腱・靭帯などが短縮し、柔軟性が失われます。



このような運動療法への抵抗感を減らし、意欲を維持するには、運動療法の前に、脚や腰の筋肉の柔軟性を、取り戻しておく事が重要です。
これは、変形性膝関節症は、関節の変形による軟骨の損耗が原因ですが、それを支え、動かしているのは『筋肉』の働きに依存している為です。
筋肉の柔軟性を回復させる事で、関節周囲の関節包の血行が良くなるので、膝の痛みを和らげ、積極的に、運動療法に取り組めるようになります。


例えば、脚や腰の筋肉のこわばりを解消し、脚力や血行が改善されると、柔軟性が回復します。
この結果、膝への負担が減り、関節の動きもスムーズになります。
また、関節液の循環が良くなり、関節軟骨に栄養が行き渡るので、新陳代謝が高まり、自然治癒力で治す効果も期待できます。


また、身体の柔軟性の回復は、肩凝りや腰痛などの痛みを防ぐだけでなく、日常動作の助けにもなります。
これは、膝に痛みを強く感じると、どうしても、歩行時や、立ち上がりや座る動作、階段の上り下りなどで、バランスを崩した姿勢や、変則的な動きが多くなる為です。
身体の歪みや、重心のズレにも注意が必要になるので、脚や腰の筋肉の柔軟性を維持しておく事も大切です。


変形性膝関節症は、痛む膝の、内部構造ばかりに目を向けていても、なかなか治療効果があがりません。
当院は、膝だけでなく、下半身のこわばりを解消して、血液循環を促進させ、関節の可動域の改善や、鎮痛効果を図っています。
マッサージの施術時間は、最短15分から受け付けています。 お試しください。


(HP) nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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