最近、精神的なストレスや運動不足が原因による、男性の冷え性が増えています。
調査によると、成人男性の約3人に1人が、手足の冷えを感じています。
しかも、身体の冷えと共に、疲れ易い、体力が落ちた、疲れがとれないなど、疲労感が増したり、睡眠不足や腰痛、肩こりといった体調不良に悩まされたりします。
男性は、40～50代になると、更年期のような症状が現れます。
男性ホルモンが減り、慢性的な疲労感、身体のだるさ、眠れない、食欲不振、性欲減退、などの不定愁訴が現れます。
身体の冷えも、男性ホルモンが減り始める頃から起き易く、“手足は冷たいのに、頭だけがカッカとして熱い”といった『逆上』タイプが多くなっています。
ところが最近、血行不良から、冷えを誘発する傾向が多くなっています。
これは、日中のほとんどを、パソコンの前で過ごす事で多くなり、運動不足と共に、過労やストレスなどで自律神経の乱れを起こし易くなった為です。
特に、会社で、ものすごいストレスを抱えているにも拘わらず、自分を気遣う暇もなく、仕事優先でこなしている男性に多くなっています。
『ストレスで交感神経が高ぶる→血管が収縮する→血流が適正に行き届かなくなる…』という状態になる為です。
ストレスや緊張が高まり、血管を収縮させて血行が悪くなり、冷えを誘発させています。
血行不良が原因となっているので、内臓の調子が悪くなるなどの症状が現れます。
この為、何となく不調、だるい、疲れ易いといった状態が多くなり、エネルギッシュに行動する事ができなくなります。
また、やたらと風邪を引き易かったり、引いた風邪がいつまでも長引いたり、肩こりや頭痛などの、不快な症状に絶えず悩まされます。
更に、精神的にも、感情が不安定になるので、起伏が激しくなります。
例えば、ちょっとした事でもカーッとしたり、怒りっぽくなったり、理由もなくイライラしたりします。
また反対に、漠然とした不安を感じ、ひどく落ち込んだり、くよくよ悩んだり、自分を責めたり、何もやる気になれない、といった状態も起きます。
これは、慢性的な緊張状態になり、ちょっとやそっとでは緩まなくなるので、神経が過敏になり、忘れる事の出来ない気持ちや感情が刻み込まれる為です。
感情の発散や解放が出来なかったり、不快な感情の行き場が無くなったりすると、精神的に不安定化します。
しかも、身体が冷えていても、自分で感じない、自覚してない事もあります。
いわゆる“隠れ”冷え性です。
しかし、やはり血行が悪化しているので、身体が疲労し易く、腰やお腹周りに脂肪が付き、下半身が太ったり、脚がむくんだりします。
このような冷えの対策には、血行を改善しながら、自律神経の障害に伴う身体の不調を、一つずつ改善する事が大切です。
筋肉内に走行している血管は反応が早いので、筋肉の柔軟性を回復させ働きが活発になると、血行が促進されます。
特に、下半身には、全身血液の70％が集まるので、下半身の筋肉の柔軟性を回復させると、下半身だけでなく、全身の血行も改善されてきます。
更に、首や肩の筋肉もチェックを行い、しっかりと緊張を緩める事が必要です。
首の内側には、自律神経が通っているので、首周囲が緊張してくると、神経を圧迫し不調の原因になる為です。
首周囲の筋肉の緊張を緩める事により、呼吸が安定すると共に、症状の緩和につながります。
冷えの対策には、食事や運動だけでなく、首周囲や下半身の筋肉の状態にも、注意する事が大切です。
当院は、こりや疲労の解消や、心身のリラックスを図り、冷えの改善を行っています。
マッサージの施術時間は、最短15分から受け付けています。 お試しください。
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