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ファミリー 治療院
鍼灸・指圧
千葉県市川市八幡3-26-2 (京成八幡駅北口正面)
本八幡のマッサージ専門の治療院です。    

疲労による、お尻の坐骨神経痛 ( 梨状筋症候群 )


最近、仕事で長時間座っている人達の中で、お尻の尾てい骨(尾骨)あたりに、痛みやシビレが慢性化し、悩んでいる方が増えています。
例えば、デスクワークの人、タクシーや長距離のドライバー、お腹が大きくなった妊婦さん、などです。
始めの頃は、お尻の尾てい骨付近がピリピリと痛み始め、次第に太ももの後ろ側も痛むようになります。


これは、腰やお尻の奥の筋肉に疲労や緊張が続いて、お尻の筋肉の過緊張から、その下を走っている坐骨神経を圧迫した為です。
このような疾患を、『梨状筋症候群』と言います。
椎間板ヘルニアや変形性腰椎症などで起きる坐骨神経痛と同じですが、お尻の過緊張で起きるので、“腰”には痛みが出ないのが特徴です。


梨状筋症候群になる人には、共通点があります。
それは、姿勢が悪い(猫背)、股関節が硬い、腰痛を引き起こし易い、の3つです。


例えば、仕事や運動で疲労が増すと、上半身をシッカリと支える筋肉が弱り、腰やお尻に、負荷がかかるようになります。
また、長距離の歩行や登山をしたり、中腰姿勢や荷物の挙げ下ろしなどを繰り返したりすると、お尻の筋肉が過緊張の状態になります。
更に、お尻のけが(尻もちなど)、ぎっくり腰を起こし易い、骨盤の歪み、などがあると、お尻の緊張が抜けなくなります。


このような状態が続くと、お尻の筋肉や股関節の柔軟性が無くなり、
しかも、体重が、お尻の筋肉と股関節にかかり続けます。
この為、立ち上がりや階段の昇り降りに、スムーズさを欠ける感じがしたり、抵抗感や痛みを感じたりします。


しかし、お尻の筋肉は、もともと、身体を支える大きな役割があるので、多少の疲労や緊張があっても、我慢強い(鈍感な)性質があります。
この為、ハッキリと自覚症状を感じる事は、あまりありません。


ところが、お尻の筋肉や股関節の柔軟性の限界を超えてしまうと、筋肉がロック(拘縮)状態を起こします。
お尻の筋肉は、太く、大きいので、筋肉がロック(拘縮)状態を起こしてしまうと、元の状態に戻る事が難しくなります。
この結果、坐骨神経を圧迫刺激して、いつまでも痛みやしびれが続くようになります。


梨状筋症候群は、お尻から脚にかけて、痛みやシビレを感じるので、どうしても、原因がお尻にあると思われがちです。
しかし、身体のバランスが崩れて、お尻に、極度の負担がかかっている事が多くなっています。
この為、全身を診断して、治療する事が、梨状筋症候群回復のポイントになります。


また、筋肉の緊張状態は、レントゲンやMRIなどの映像検査では映りません。
その為、診断は、患者の日常の生活の疲労やストレスによる自覚症状、お尻の筋肉のハリの状態や可動検査などが、判断の手がかりとなります。


この為、触診をベースにしたマッサージ治療が、治療に適しています。
例えば、触診で筋肉の硬結を確認して、そこに持続圧を加えていくと、毛細血管やリンパ腺に損傷を与えずに、痛みも無く、深いところまで回復治療ができます。
また、股関節に近い部分を、ゆっくりと伸ばすように伸ばしていくと、関節付近の緊張が緩み、可動域が回復します。


お尻全体の、筋肉の柔軟性や、血行が回復してくると、疲労物質が排出され、筋肉が緩んできます。
坐骨痛神経への圧迫が減少してくるので、治療途中でも、お尻の痛みや不快感が解消されてくるのが分かります。


梨状筋症候群は、梨状筋という名前がついていますが、実際には、お尻全体の筋肉に原因があります。
当院は、臀部や下肢の反応点を中心に、柔軟性の回復や循環改善によって、可動域の回復や疼痛の解消を行っています。
マッサージの施術時間は、最短15分から受け付けています。 お試しください。


(HP) nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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