昔から、季節や天気の変わり目と体調の関連について、いろいろな格言あります。
例えば、『雨になると、神経痛や関節が痛む』、『冬になると、気が重くなる』、『天気が悪いと、古傷がうずく』、などがあります。
気温・気圧・湿度などの変化に、身体が順応できず、不適応症による状が現れたり、ストレスに悩まされたりした為と、考えられています。
最も多いのが、疲れやダルサで、少し動いただけで疲れたり、睡眠や休息をとっても解消できなくなったりします。
また反対に、疲れが溜まっているのに眠れないとか、眠りが浅くなって、夜中に目が覚めてそのまま眠れない、なども起きてきます。
更に、頭痛や消化器官の異常(便秘や下痢)や、膝や股関節などの関節痛も起き易くなっています。
始めは、一時的で、チョッとした、不調に感じられます。
疲れ易く感じる、ダルイ、グッスリ眠れない、立ちくらみがする、などです。
症状がハッキリ自覚しづらいので、原因がよく分かりません。
しかし、我慢をしていると、それだけストレスを溜め、正常に働いている身体に悪影響を及ぼします。
イライラや不快感、めまい、偏頭痛、関節痛、古傷が痛む、などです。
原因がはっきり分からないので、対処法が分からず、我慢するしかないので、余計に不快感がつらく感じられます。
このように、天候の変化や季節の変わり目に、体調が崩れて不快な症状が起きるのを、「気象病」と呼びます。
中でも、天気によって、身体の痛みが、増したり消えたりするのを、「天気痛」と呼んでいます。
これらは、身体を一定の範囲に保つ自律神経の働きが追いつかず、自律神経自体が疲労し、身体の機能が低下した為です。
主に、気圧、気温、湿度変化が、「気象病」の引き金になっています。
中でも、大きな影響を与えるのが気圧で、梅雨や台風の時期に、「気象病」が多くなっています。
「気象病」や「天気痛」は、気候の変化に敏感な女性や、仕事でいつもストレスを感じている男性に、症状が起き易くなっています。
しかも、仕事や生活で悩み事があると、精神的にストレスが溜まるので、季節や天気の変わり目の不快感や痛みが、更に増します。
特に、持病があると、痛みの調整力が低下しているので、患部の痛みの感じ方が敏感になって、強まります。
これらは、身体に不調を起こし始めた“サイン”です。
特に、“サイン”として、肩や背中が重く感じられる事が、多くなります。
これは、気温差や気圧の変動によって、自律神経のバランスが乱れると、無意識に肩に力が入り、筋肉が過度に緊張する為です。
解消するは、身体に残った疲労や緊張を、解消させる事が必要です。
特に、首周辺の緊張の解消が、ポイントになります。
これは、気圧の変化は、耳の奥にあるリンパ液の微妙な流れの変化で感知しているので、血液の循環を円滑にすると、不調の解消につながる為です。
また、血行を改善させると、季節の変わり目に起きる痛み(天気痛)に、効果があります。
これは、自律神経の不調によって、筋肉や関節周辺に血行が滞り、痛みを引き起こす物質が、血液中に分泌される為です。
血行の改善により、循環が促進されるので、痛みを引き起こす物質が、排出されます。
更に、肩甲骨周囲の筋肉を伸ばしたり、腰から下の血行を回復させたりすると、リラックス感が一層ハッキリしてきます。
疲れや緊張で、気温差や気圧の変化に身体がついていけないと、体調を崩し、毎日の仕事や家庭生活に影響を与えます。
当院では、コリや全身の疲労を除き、心身のリラックスを図れるように、体調管理を目的としたマッサージ治療を行っています。
マッサージの施術時間は、最短15分から受け付けています。 お試しください。
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