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ファミリー 治療院
鍼灸・指圧
千葉県市川市八幡3-26-2 (京成八幡駅北口正面)
本八幡のマッサージ専門の治療院です。    

首・肩・背中の、疲労や緊張による頭痛(緊張型頭痛)


【 神経の過敏から、痛みの回路に 】

緊張型頭痛は、『肩こり頭痛』と言われます。
これは、首から肩・背中にかけての過緊張が続くと、周辺の神経が過敏となり、頭まで痛みが伝わる回路が出来てしまう為です。
この為、精神的緊張(交感神経系)が、いつも高い状態になると、頭痛の引き金となって、絶えず緊張型頭痛に悩まされるようになります。


「中高年に、緊張性頭痛が多い」と、言われるのも、この理由からです。
この年代になると、職場だけでなく家庭でも、責任が重くなる事や、人間関係が複雑化し、精神的なストレスが強まる上に、将来に対する漠然とした不安も増すようになります。
例えば、頭痛を起こす原因として、意外と多いのが、家庭内で、配偶者からの話を、干渉と思いながらも、我慢して、聞いているストレスになっています。


それでも、頭痛が軽度で、一時的ならば、市販の鎮痛剤でも、痛みを緩和できます。
しかし、症状が続いたり、悪化したりして、肩や背中の筋肉内にシコリ(硬結)ができてしまうと、鎮痛剤だけでは、解消できなくなります。
シコリができると、血流が遮断されて、老廃物が滞留し、酸素不足になるので、ますます神経を刺激し続けるからです。


この為、ちょっとした疲労や緊張でも、神経が敏感に活性化する回路が出来上がるので、ますます、頭痛が起き易くなります。
症状が悪化すると、規定以上の薬の量が必要になったり、月に10日以上の服用が必要になったりしがちです。
しかし、服用には注意が必要で、必要以上に服用すると、胃腸などへの悪影響や、眠気などの副作用だけでなく、『薬物乱用頭痛』となって、更に頭痛を悪化させてしまいます。


【 首から背中の、緊張緩和 】

この為、「頭痛がおこってから痛み止めを使う」事よりも、「頭痛を起こらなくする」方が、大事です。
緊張型頭痛の震源地となっている、神経が敏感に活性化する回路を、無くす為には、首から背中の筋肉の、過緊張と血行を回復させる事が必要です。
特に、筋肉内部に、シコリができている場合は、その箇所を確認して、解消させる事が必要です。


シコリができていると、気が付かないうちに、首や肩の緊張を強めます。
自分でも、筋肉の内部で、コリコリと感じられるのを、自覚できます。
しかし、子の箇所は、神経が過敏になっているので、脳に、「痛い」という信号を伝える箇所になります。


しかし、首・肩・背中などの筋肉は、異常に緊張しているのが感じられていても、背面になるので、自分で、自分筋肉の状態を、チェックし、柔軟性を回復させる事は、困難です。
中でも、首や肩の筋肉の土台となっている、肩甲骨の内側や廻りの筋肉は不可能です。
しかも、中高年以降になって、姿勢が崩れていると、首や肩の筋肉が絶えず緊張しているので、筋肉の柔軟性がなくなって、硬くなっています。


【 頭痛を和らげるツボ 】

このような、筋肉の疲労や緊張による症状には、東洋医療に基づいたマッサージ治療が、効果的です。
特に、筋肉の硬結部(シコリ)には、ツボ(経穴)刺激を利用します。
シコリを解消させると、過敏なっている神経を、回復させる作用があります。


また、“速効性“という部分でも、マッサージ治療が、期待される治療法です。
薬のように、効くまでに時間がかかる治療法ではなく、患部に直接、刺激を加えたり、柔軟化を図ったりする為です。
更に、ツボ(経穴)刺激も、血行や神経の障害に、ピンポイントな治療法になっているので、治療効果を早める働きがあります。


【 症例(長時間パソコンを使う人に多い、緊張型頭痛)】

 〇 患者
   ・30代女性
   ・デスクワークのほとんどが、PC使用

 〇 主訴
   ・午後になると、後頭部から首・肩にかけて疲労と緊張がひどくなる
   ・右側の首と肩が慢性的なこりで、特に辛く感じる

 〇 過去の治療
   ・首の周りの筋肉を、時々ストレッチするが、仕事を始めると、すぐに痛み出す
   ・市販の薬を服用しているが、効果が弱まった感じ
   ・病院で、首や肩のストレッチを指導されるが、あまり効果なし

 〇 当院での検査
   ・頚椎が、利き手側(右側)に湾曲
   ・猫背ぎみで、頭を左右に傾けてもらうと、動きが悪い
   ・触診すると、右首~右肩まで筋緊張と、シコリあり
   ・シコリ部分を、軽くつまんだり、押したりすると、頭に響くような頭痛が再現

 〇 当院の所見
   ・長時間の猫背姿勢による、後頭部・首・肩の筋緊張から生じる頭痛

 〇 当院での治療(頚・肩部を中心に上半身全体を、30分/回施術)
   ・右側の首と肩の緊張緩和を中心に、上半身の硬直した筋肉を緩める
   ・頚椎の関節軸を中心に戻し、可動域の範囲を回復させる
   ・以降は、定期的に予防治療


緊張型頭痛は、精神的緊張 → 慢性の交感神経緊張 → 頸部・背部筋群の慢性緊張、となって現れます。
当院は、東洋医療をベースに、首や肩の筋緊張の解消や、神経や血管への圧迫を除去し、症状の解消を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  ご相談は、[メール]、または[電話]でも、お受けしています。


(HP) nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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