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ファミリー 治療院
鍼灸・指圧
千葉県市川市八幡3-26-2 (京成八幡駅北口正面)
本八幡のマッサージ専門の治療院です。    

ズキンズキンする片頭痛の予防・解消の、体調管理


【 脳の、痛覚の過敏症状 】

片頭痛が起きると、頭の片側や両側が、ズキンズキンと脈打つような強い痛みに襲われて、日常生活や仕事が、手につかなくなります。
これは、脳の神経が過敏になり、通常ならば痛みを感じない刺激でも、強く痛みを感じてしまう為です。
また、触覚や視覚、嗅覚なども過敏になるので、何でもないような光や音に対しても、不快感が起き、吐き気や嘔吐を催す事もあります。


原因は、何らかのキッカケで、脳の太い血管が急激に拡張してしまい、それによって、血管周りの神経が引っ張られて、炎症が起きるからです。
キッカケとなる要因は、ストレスから解放、人込みや騒音、女性ホルモンの変動、気温・気圧の変化、姿勢の悪さによるストレートネック、などです。
様々な要因が重なって、許容を超えてしまったり、1種類だけでも、ピークに達したりすると、頭痛が起きます。


しかも、片頭痛は、脳の中枢神経も刺激するので、痛みの感覚が異様に拡大し、本来の刺激以上に、強い痛み(異痛症)となります。
そして、ひとたび痛み出すと、4~72時間続き、これが、繰り返されます。
この為、片頭痛は、頭痛の中でも、ツライ痛みとなるので、日常生活に、支障を起こしてしまいます。


病院では、片頭痛が何度も起きる場合や、薬を飲んでも解消しづらい場合には、予防薬を勧めます。
しかし、予防薬は、頭痛の回数を減らしたり、痛みの程度を軽くしたりするもので、完全に頭痛が無くなるわけではありません。
また、効果や副作用などを判断して、身体に合う薬を見つけて、毎日飲み続ける必要があるので、効果的な予防薬についての判断は、少なくとも2ヵ月はかかります。


【 片頭痛が起きる前の、アラーム信号 】

しかし、薬に頼らなくても、日常生活の体調を注意する事で、片頭痛を、かなり回避できる事が、分かっています。
片頭痛が、緊張、不安や焦りなどの、精神的なストレスと、大きくかかわっているからです。
精神的なストレスとなる要因が、いくつも重なって許容を超えたり、ピークに達したりすると、頭痛が発症します。


この為、片頭痛を回避するには、ストレス状態を示す、“首や肩のアラーム信号”を利用する事が、ポイントになります。
首や肩の筋肉に、片頭痛を起こす神経が、分布している為です。
頭部の血管が、“ストレスに反応し易い状態(片頭痛)”になると、首や肩の筋肉も、“ストレスに反応し易い状態”になり、独特な『肩こり感』が出現します。


この独特な『肩こり感』として、よくあるのが、「頭痛の前に、肩こりが急に悪化する」、「首や肩がグッと張ってくる」、「頭の後ろに、凝りが拡がってくる」という感覚です。
首から後頭部にかけて、肩がグーっと上がり、凝りがひどくなってくるような感じです。
このような不快な凝り感が、肩や首にグッと拡がってきたら、片頭痛が起きる前の予兆です。


【 ストレス感の解消で、片頭痛の予防に 】

予兆は、片頭痛の前触れなので、しばらく時間があります。
片頭痛を回避させるには、この時間を利用して、片頭痛を起こす精神的なストレス感を減少させて、『頭痛を起こらなくする事』が大切です。
脳が感じているストレス感が弱まると、片頭痛の予防効果になるからです。


例えば、首や肩の不快に感じている凝りをほぐし、身体がリラックスした状態にします。
これによって、体調が回復してくると、それまでの「頭痛が起こりそうな気がする」という不安感が、解消されてきます。
これは、不快な凝りが解消される『感覚』が、自律神経のバランスを回復させ、痛みを調節する神経が働き出すからです。


特に、“細い首”や“なで肩”の人は、頭を支える筋肉が弱いので、疲労やこりを感じた場合には、早く解消する事が必要です。
また、デスクワークが多い方も、要注意です。
片頭痛の予防は、日頃から、後頭部から首・肩にかけての、不快な緊張に注意して、解消させる事が大切です。


【 症例(デスクワークの、20代女性)】

〇 主訴 
 ・朝起きてから痛み、ピーク時はズキンズキンと、脈打つような痛み
 ・月に4~5回、頭痛あり
 ・週末に、頭痛がよく起きるが、忙しい月は、週明けや中日にも頭痛がする
 ・痛みは片側だけの時や、両側の時もある

〇 過去の治療
 ・市販の頭痛薬を服用

〇 当院の検査
 ・首を後ろに倒すと、痛みが増悪
 ・首から肩にかけて、強い張り感あり

〇 当院の所見
 ・頚部に、関連痛。
 ・緊張性頭痛と片頭痛の混合の可能性、頭痛の特色から片頭痛と判断

〇 当院での治療
 ・初回は、頚・肩部を中心に、緊張を緩和
 ・2回目以降、上半身全体の緊張を緩和

〇 治療後の経過
 ・初回の緊張緩和により、症状が軽減
 ・2回目に、症状・頻度ともに、1/3程度に軽減
 ・その後の治療は、2~3週間に1度のペースに移行


片頭痛には、痛みが起こる前に対処するのが、大切なカギになります。
当院は、体調を整え、リラックス効果などから、片頭痛の予防や解消を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。


(HP) nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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