千葉県行徳 - SNS地域コミュニティ
ファミリー 治療院
鍼灸・指圧
千葉県市川市八幡3-26-2 (京成八幡駅北口正面)
本八幡のマッサージ専門の治療院です。    

肩甲骨の、位置ズレの、こり


【 肩甲骨の位置ズレ 】

肩の凝りが酷くなってくると、背中が硬く張り、肩甲骨の内側に、ズキズキとした鈍痛や、チクチクと刺すような痛みが強まります。
デスクワークのように、身体を動かさずに、ジッとしていると、余計に、耐えられないような凝りや痛みを感じます。
しかも、背中のコワバリが強まると、胸側の呼吸運動も制限され、圧迫感や胸苦しさにも悩まされます。


このような状態になると、背中全体が、腫れぼったく、熱っぽく、ダルク、感じ、そして、盛り上がったように感じます。
これは、凝りで、血液やリンパ液の流れが、妨げられると、“むくみ”が生じる為です。
内部に、老廃物が溜まり、酸素不足になっているので、背中に、不快感や疲労感が強まり、不快感がダラダラと続きます。


しかも、この背中が硬く張った状態が長引くと、肩甲骨を動かす動作をすると、骨がこすれるような、ゴリゴリと、音が出る事があります。
これは、肩甲骨の下にある筋肉が、接触している肋骨や肩甲骨の形状に合わせて、“洗濯板”のように、デコボコ状に凝り固まった為です。
この結果、肩を大きく動かすと、デコボコ状の筋肉が、骨と擦り合って、ゴリゴリ音が出るようになります。


特に、この背中の凝りを強めているのが、肩甲骨の位置ズレです。
背中の筋肉の凝りで、肩甲骨が、引っ張られてしまい、張りついたようになると、動きがとれなくなり、位置がズレタ状態のままになります。
それによって、背中の筋肉や神経に、いつまでも痛みや違和感を強める、大きな要因になってしまいます。


【 肩甲骨のセンター的役割 】

肩甲骨は、本来、肋骨の上に、乗っかったような構造になっているので、上下左右、かなり広い範囲で、動きます。
これによって、上半身が、肩甲骨によって動きを制限される事が無く、自由に、柔らかく、そして、しなやかに、動けるようになります。
この動作を上手く現したのが、江戸時代に描かれた『見返り美人図』で、身体は前を向いたまま、背部の肩甲骨を後ろに引き、首だけ傾いて振り向き、優雅で女性らしさを表現しています。


ところが、年齢的に25歳を過ぎると、肩甲骨付近の筋肉の老化が始まって、柔軟性が無くなり始めます。
しかも、日常生活で背中の筋肉を動かす事が無いので、仕事や家庭で、疲れを溜め込んでいるうちに、次第に、固く動きの悪い肩甲骨になり、背中の動きが悪くなります。
この為、『見返り美人図』のような恰好をしようとすると、無理に、身体をひねったようになります。


それでも、普段、肩甲骨を意識的に動かす必要性が無いので、動きが悪くなっていても、気にする事がありません。
しかし、肩甲骨まわりの筋肉の動きが悪くなると、呼吸が浅くなって、疲れを感じ易くなり、また、上半身の自然な運動が制限されるので、太り易くなります。
更に、肩甲骨の位置が、いつもズレタ状態になると、肩甲骨の内側の違和感や痛みから、自律神経の働きに影響を与え、頭痛や冷え性、不眠などが起き易くなります。


この肩甲骨の位置ズレは、デスクワークのように、背中を丸めた姿勢が続くと、起き易くなります。
肩甲骨が、腕を伸ばしている方向に、引っ張られた状態になり、それによって、肩甲骨が、外側にズレタまま、背中の筋肉の凝りによって、固定されるからです。
これによって、肩周りの動きが悪くなって、肩こりや頭痛だけでなく、自律神経失調症を引き起こして、身体のダルサや、イライラ感などを、招く結果になります。


【 肩甲骨の可動性の回復 】

背中の凝りの、不快感を解消させるには、やはり、肩甲骨の可動性を回復させる事が重要です。
しかし、背中は、様々な筋肉が、密接に重なり合っているので、凝りや痛みのある個所を、ピンポイントに特定する事が不可能です。
しかも、自分で、自分の肩甲骨を、動かそうとしても、困難です。


この為、専門家に、広範囲に、肩甲骨を動かしてもらう方法(他動運動)が、即効性があり、効果的です。
最近、よく聞にする、“肩甲骨はがし”が、それです。
“肩甲骨はがし”と聞くと、言葉は強烈ですが、要は、肩甲骨まわりの筋肉を、ほぐす事を言っています。


マッサージ治療では、背中の筋肉のコワバリを、ある程度、解消させてから行います。
この後に、動きの悪くなった肩甲骨を、前後左右に、広範囲に動かす運動療法を行い、肩甲骨の本来の動きを回復させます。
吊りあがった肩甲骨が、自然に、本来の場所に戻るようになると、背中の筋肉が緩み、滞っていた血行が改善され、奥から、じんわりとほぐれてくる感触が得られます。


その後に、腫れぼったく感じさせている、老廃物が溜まった“むくみ”を、解消させます。
東洋医療系のマッサージ治療では、脇の下の、いくつかのツボを利用して、肩甲骨周辺の血行やリンパの流れを、促進させています。
ツボ刺激で、“むくみ”が解消されてくると、重ダルサや疲労感が消え、腫れぼったく感じていた背中が、スッキリします。


背中の、筋肉のコワバリ解消や、循環の促進には、マッサージ治療が最適です。
当院は、背中の過緊張を解消し、肩甲骨の可動性を回復させ、凝りや痛みなどの不快感を解消させる治療を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。


(HP) nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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