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ファミリー 治療院
鍼灸・指圧
千葉県市川市八幡3-26-2 (京成八幡駅北口正面)
本八幡のマッサージ専門の治療院です。    

膝の裏側の、筋肉の痛み(変形性膝関節症の進行を防ぐ為に)


【 膝の筋肉痛から、変形性膝関節症に 】

膝が痛む疾患として、変形性膝関節症が、良く知られています。
中高年以上に多い疾患で、すねの骨と太ももの骨の間の軟骨が、傷ついたり弾力性が失われたりして、発症します。
五十代以降の女性に多く見られ、運動時や夜間に痛んだりします。


しかし、膝の痛みは、膝の筋肉によっても、しばしば起きます。
よくあるのが、「朝の起床時の起き上がり」や、「しばらく座っていた後の立ち上がり」など、膝に“力が入った”時の痛みです。
これは、膝の筋肉に、体重を支え、曲げる・伸ばす・ひねる・保持するなど、脚の動きをコントロールする負荷が、多くかかった為です。


特に、加齢や運動不足などで、下半身の筋力が低下していると、日常的な動きでも、負荷に耐え切れなくなって、痛み出します。
“膝裏のスジ”や、“膝裏のワキ”が、痛むように感じます。
同じ理由で、ウォーキングやランニングなどを、繰り返しているうちに、膝に強い負荷がかかってしまい、筋肉のコワバリから炎症が起き、痛みが起きるケースもあります。


ところが、最初の頃は、膝裏の筋肉の痛みであっても、この状態を繰り返していると、変形性膝関節症につながってしまう事があります。
加齢によって、膝の軟骨が擦り減っていたり、姿勢の悪化や脚の筋力の低下から、膝の軟骨に、不規則な圧が加わったりする場合です。
歩いている時でも、膝関節には体重の3倍を超える荷重がかかるので、これらの事があると、膝の軟骨を痛めてしまいます。


この為、特に「階段昇降時の痛み」に気づいた時には、膝関節に注意が必要です。
初期の変形性膝関節症は、関節の構造的な変化が少ないので、「階段昇降時の痛み」のほうが、レントゲン検査より、有力な判断材料になっているからです。
坂道や階段の昇り降りなどで、膝を曲げ、体重をかけた時の痛みは、初期の変形性膝関節症を特定する『特異的な痛み』に、なっています。


【 膝裏のコワバリ 】

この為、膝裏の痛みが繰り返される場合は、変形性膝関節症の進行を防ぐ為にも、膝裏の筋肉のコワバリ状態のチェックが大切です。
例えば、「膝の後ろが伸び切らない」、「膝の後ろが突っ張る」、「正座すると膝の後ろに何かが挟まったように感じる」、「3分以上正座すると辛くなる」、などです。
膝裏にコワバリが強まっていると、これらの症状が現れます。


これは、脚の筋肉が弱くなってくると、膝関節が不安定になり、これを守る為に、膝裏の筋肉が異常に緊張し、コワバリができる為です。
膝が伸びずに、曲がったままになるので、膝に不規則な圧がかかるようになり、膝の軟骨を痛める原因になります。
例えば、脚を伸ばして、膝裏にテレビのリモコンを差し込んで、スーッと入ってしまう場合は、膝のコワバリで、膝裏が2cm以上床から浮いている状態です。


この状態になると、立ち上がったり、階段を降りたりすると、着地した時に、コワバッタ膝裏が伸ばされるので、ズキッと痛みます。
また、血管の弾力性が失われるので、血管やリンパ管が、細いまま、拡がりにくくなります。
この為、チョットした動きでも、必要な酸素や栄養が不足するので、瞬発力が無くなったり、持久力が無くなったりして、負荷に耐えられなくなり、痛み出します。


しかも、血行の悪化によって、余計に悪影響を及ぼします。
血行が悪くなっているので、筋肉が硬くなって、膝の動作時に、神経を圧迫して、刺激するようになります。
また、老廃物が流れにくくなるので、安静にしていても、膝裏に、熱っぽい腫れ感やツッパリを感じます。


【 膝裏の柔軟性の回復 】

膝裏にコワバリができる、一番の原因は、下半身の筋力の低下と、左右の脚のアンバランスです。
このような状態になると、日常動作に支障が出るだけでなく、身体の不調にもつながってしまいます。
また、膝の関節に、大きな血管やリンパ管もあるので、それらの循環が悪くなって、痛みを起こし易くなります。


膝の裏側の、筋肉の痛みを解消させるには、膝付近だけでなく、腰を含めて、下半身の柔軟性を回復させる事が必要です。
腰の筋肉が、伸びにくくなっていると、それによって、膝裏の筋肉を必要以上に緊張させたり、神経を刺激したりするからです。
腰を含めて、下半身全体の筋肉の柔軟性を回復させる事によって、膝の負荷を減らして、動ける範囲(可動域)を拡げる事ができます。


また、脚に“むくみ”の症状がある場合には、リンパ液の流れを促進させる事も必要です。
溜まった老廃物が神経を刺激して、痛みが起き易くなる為です。
血行やリンパの流れを促進して、老廃物を流すようにすると、過敏になっている神経を回復させ、痛みが減少してきます。


変形性膝関節症を防ぐ為にも、膝に力をかけた時に、「膝の違和感」が気になったら、まずは、マッサージ治療をお試しください。
当院は、マッサージ治療で、脚の筋肉のこわばりの除去や、関節可動域の改善、血液循環の促進を行い、膝の痛みの解消を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。


(HP) nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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