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ファミリー 治療院
鍼灸・指圧
千葉県市川市八幡3-26-2 (京成八幡駅北口正面)
本八幡のマッサージ専門の治療院です。    

変形性膝関節症の、運動療法と筋肉の柔軟性


【 ヒアルロン酸注射 】

変形性膝関節症は、膝関節のクッションである軟骨がすり減りって、関節に腫れ炎症が起こり、痛みが生じる病気です。
初期の症状として多いのが、「階段を昇り降りする時に痛む」、「膝のこわばり感」、「立ち上がりや歩き始めの痛み」、「膝を曲げると痛む」、などです。
症状が進むと、滑膜炎を起こして膝に水が溜まるので、腫れて重だるくなったり、膝がつっぱった感じで、関節の可動が悪くなったり、夜も痛みを感じるようになったりします。


主な原因は、膝関節の老化や、膝への負担が長く続いた為です。
この為、治療の多くが、膝の使い過ぎに注意しながら、ストレッチや運動療法などを行って、膝周囲の筋肉を強化して膝関節を守る、保存療法が中心になっています。
手術に至るのは、全体の1割弱ぐらいで、変形性膝関節症が進行してしまい、「歩く事ができない」場合や、「痛みを我慢しながら歩かざるを得ない」などの場合です。


この保存療法に、薬物治療としてヒアルロン酸の注射も行われます。
ヒアルロン酸によって、炎症を抑え、すり減った膝の軟骨表面を覆うので、これによって、膝の痛みが自然と無くなる効果もあります。
しかも、注射なので、比較的簡単に、短時間に、行えるメリットがあります。


しかし、ヒアルロン酸注射は、関節液の粘り気や弾力性を、一時的に回復させる効果です。
すり減った軟骨を再生させたり、増やしたりする効果はありませんし、また、時間の経過とともに、ヒアルロン酸が体内に吸収されてしまうので、長く効果が持続しません。
この為、膝の痛みや動きが悪い状態が続く場合は、注射を繰り返し、受け続ける事になります。


注意しなければいけない事は、ヒアルロン酸注射に頼って、繰り返していると、悪いサイクルに陥ってしまう可能性がある事です。
ヒアルロン酸注射によって、膝の、すでに負ったダメージが修復されるわけでは無いので、膝周囲の筋肉を強化して膝関節を守るようにしないと、更に状態を悪化させてしまうからです。
しかも、症状が進行すると、ヒアルロン酸注射では、痛みが解消できなくなってしまいます。


【 運動療法の難点 】

この為、膝関節の働きを保護する為には、膝周囲の筋肉の筋力を高める事が、重要です。
膝周囲の筋肉は、関節への負荷や衝撃を和らげる働きがあるので、膝周囲の筋肉の筋力を高める事によって、痛みの軽減や症状の進行を抑制する効果があります。
特に、症状の初期や中程度の場合、有効性が高く、消炎鎮痛剤以上の、痛みを和らげる効果があるとされています。


しかし、膝周囲の筋肉の筋力を高める運動療法の難点として、根気よく続ける事が必要です。
運動療法は、運動を手段として行う治療法なので、単調でも、十分理解して行う事が、重要になるからです。
この事が理解できていないと、形だけの動作になってしまい、効果が出なかったり、面倒になってしまい、長続きできなかったりします。


また、もう一つ難点として、運動療法をしても、筋肉の筋力や機能は、すぐに回復したり、付いたりしない事です。
いわゆる、即効性がありません。
この為、毎日、気長にトレーニングを続けていくような、気持のゆとりが必要になります。


しかも、肥満や加齢で脚の筋力が弱っていたり、膝の痛みで歩く事が少なくなっていたりすると、余計に、関節の機能を維持する訓練と、期間が必要になります。
更に、仕事や家事の都合もあります。
これらがあると、つい、「トレーニングをしても、なかなか効果が出ない」とか、「年寄病だから、仕方が無い」と、途中で諦めてしまいがちです。


【 体調調整の重要性 】

この為、運動療法への抵抗感を減らし、意欲を維持するには、工夫が必要です。
運動療法を途中で諦めずに、行い易くできるように、まずは、肝心の、下半身の筋肉の柔軟性を回復させ、関節周囲の血行を改善させる事が重要です。
変形性膝関節症は、関節の変形による軟骨のすり減りが原因ですが、それを支え、動かしているのは『筋肉の働き』によるからです。


特に、太ももの筋肉は、膝下まで伸び、運動時の負荷や衝撃を吸収して、膝関節をコントロールする働きをしているので、『筋肉の働き』を高めておく事が必要です。
この為、太ももの筋肉のコワバリや、低下している血行を改善して、脚の筋肉の柔軟性と筋力を、回復させる事が大切です。
これによって、今まで感じていた違和感が減少し、膝の動きが改善すると、痛みが和らぎ、動かし易くなります。


また、腰の柔軟性も、回復させておく事も必要です。
膝に痛みを強く感じると、どうしても、歩行時や、立ち上がりや座る動作、階段の上り下りなどで、バランスを崩した姿勢や、変則的な動きが多くなって、腰に影響が及び、これによって反対に、膝の動きが制限される為です。
コワバッテいる腰の柔軟性を戻すと、腰の動きが良くなるので、脚が動かし易くなり、膝への負担が少なくなる効果があります。


変形性膝関節症が起きると、膝の問題だけでなく、身体の動きが制限されたり、身体を動かすのが難しくなったりします。
当院は、下半身のこわばりを解消や、血液循環を促進させ、膝関節の可動域の改善や、鎮痛効果を図っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  ご相談は、[メール]、または[電話]でも、お受けしています。


(HP) nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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