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ファミリー 治療院
鍼灸・指圧
千葉県市川市八幡3-26-2 (京成八幡駅北口正面)
本八幡のマッサージ専門の治療院です。    

事故、転倒・つまずきなどの、むち打ち症(鞭打ち症、むちうち症)と


むち打ち症と聞くと、自動車に乗っていて、後ろから追突された事故を、思い浮かびます。
しかし、自動車事故でなくても、急激に、首を後ろにカクンッと折られた時に、起こす事もあります。
例えば、階段での踏み外し、歩いていてつまずく、不意に後ろから押される、尻もち、自転車で転んだ、などです。


【 首の症状だけでなく、背中・腰への影響 】

むち打ち症は、自動車事故以外にも、転倒の場合のように、衝撃を受けて、首が急激にむちのようにしなって、引き起こされる症状を言います。
多くは、首の筋肉や靭帯が、許容範囲を超えて、引き伸ばされた外傷(=捻挫)なので、病院では『頚椎捻挫』と診断名されます。
『頚椎捻挫』は、手や足の捻挫と同じで、動かすとビーンと痛みが走ったり、動かせる範囲が限られたりします。


しかし、むち打ちの影響で、首以外にも、背骨沿いや、背中全体に、症状が現れる事があります。
例えば、「上半身を曲げたり反ったりすると、背中の数箇所に、瞬間的に鈍い痛みがする」とか、「背中全体の、慢性的なコワバリ」、「背中を真直ぐする姿勢が辛い」、などがあります。
これは、事故時に、反射的に首を守ろうとして、背中の筋肉が極度に硬直した時に、衝撃によって、筋肉内部に無数の微細な断裂ができ、炎症が発生した為です。


更に、『腰椎捻挫』を起こす事もあります。
「安静にしていると痛みは軽減するが、動こうとすると腰の痛みが強くなる」、「脚(太ももの後ろ)のしびれ」、「せきやくしゃみで、腰に痛みがひびく」、などの症状です。
運動不足や加齢で、腰を支える筋力が低下していたり、血行不良で筋肉が硬くなっていたりすると、むち打ちの衝撃時に、起きる事があります。



【 自律神経への影響 】

また、むち打ち症の特徴として、事故にあったその日はほとんど症状が出ず、後になって、予想していなかった症状が現れる事があります。
しかも、頭の強打や、外傷が無くても、事故で受けたダメージとは直接関係のない場所に症状が出たり、不定愁訴が現れたりします。
例えば、緊張性の頭痛や、神経が刺激されたようなピリピリした感覚の頻発、目の症状やめまい、身体のダルサ、めまい、吐き気など、一見、事故と関連のないような症状です。


これは、むち打ちで、首の中を通る自律神経の働きに、異常を起こす事が多いからです。
事故直後の、首付近の『筋肉の異常な硬直』と、その影響による『毛細血管への強い締め付け』によって、自律神経に障害を与えた為です。
自律神経は、全身の器官をコントロールをしているので、自律神経の障害によって、体調不良、精神的な不安定、身体の異変など、全身の機能に、様々な症状が現れるようになります。


ところが、むち打ち症は、筋肉や靱帯などの損傷なので、画像による診断が難しいのが実情です。
この為、首や肩の痛み、気分が悪い、体調が悪いなど、少し気になる程度でも、医師に伝える事が大切です。
自覚症状を伝えておかないと、後で痛みや不調が出てきても、事故との因果関係をとらえるのが難しくなります。



【 長引く症状の原因 】

むち打ち症の一般的な治療法としては、まず、首の安定です。
この為、頸椎カラーによる首の安定を行います。
そして、症状を改善させる為に、薬物治療や、リハビリやストレッチなどを徐々に行います。


ところが、不快な痛みが、なかなか解消されなかったり、増したりする事があります。
例えば、起きていても、寝ていても、どんな姿勢をしても、鈍く、疼くような痛みがしたり、広範囲に、身体の深部からズーンとする痛みが起きて、悩まされ続けたりなどです。
これは、“筋肉や靭帯などの炎症による痛み”から、“長期の筋肉の緊張(コワバリ)による影響の痛み”に、変わってきた事が原因と考えられています。


筋肉の緊張によって、血行が悪化し、筋肉内に酸素が入りにくくなる事と、老廃物が溜まる事で、神経を刺激し続けるようになるからです。
しかも、筋肉が硬くなって、ギューッと縮んだ状態になっているので、伸びたり縮んだりする能力が低下して、本来の筋肉の力を発揮する事が出来なくなります。
この結果、『筋肉の異常な緊張』と『極度の血行の悪化』が、互いに影響し、症状を悪化させる状態になります。



【 筋肉や血行の改善の重要性 】 

このような症状に、東洋医療を利用したマッサージ治療が、広く行われています。
これは、もともと東洋医療が、緊張をほぐしたり、循環を改善したりして、神経の障害を緩和させ、痛みや運動制限の回復に、効果をあげてきた為です。
この結果、現在では、スポーツの事故やリハビリに、マッサージ治療が積極的に活用されています。


また、むち打ち症によって、悩まされている症状が、身体の不調だけでなく、「頭が重い」、「イライラする」、「よく眠れない」などの、不定愁訴の症状が多くなっている事も影響しています。
整形外科では、対応しにくいからです。
これに対し、東洋医療系のマッサージ治療では、独特の「ツボ」反応を併用し、筋肉の緊張の解消、可動域の改善、痛みの軽減などによって、効果をあげています。


これにより、病院の整形外科の治療だけでは不安がある方や、通院の頻度が減ったものの、まだ痛みが残る方が、東洋医療系のマッサージ治療を、積極的に利用しています。
しかも現在、車両事故の場合には、賠償保険によるマッサージ治療が適用されるようになった事も、マッサージ治療を後押ししています。


むち打ち症は、発症時期に早いうちに、適切な治療を行わないと、症状が悪化したり、後遺障が続いたりします。
当院は、国家資格者によるマッサージ治療やツボ治療によって、むち打ち症の筋緊張の除去、神経や血管の圧迫の解消などを行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。


(HP) nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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