千葉県行徳 - SNS地域コミュニティ
ファミリー 治療院
鍼灸・指圧
千葉県市川市八幡3-26-2 (京成八幡駅北口正面)
本八幡のマッサージ専門の治療院です。    

ふくらはぎ が つる (こむら返りの 昼型と夜型)


「長時間立ちっぱなしだった」という日に、突然、ふくらはぎがピーン!と固まって、激痛を発する事があります。
このような、ふくらはぎが痙攣して、強く痛む症状を、こむら返りと言います。
こむら返りは、時間帯から分類すると、“昼間に起きる”タイプと、“夜間に起きる”タイプ、に分けられます。



【 “昼間に起きる”こむら返り 】

“昼間に起きる”こむら返りの場合、その多くが、運動中か運動後に、「脚に力が入らない」とか、「膝がガクガクする」という状態になり、神経や筋肉が、刺激を受け易い状態になった為です。
例えば、脚の筋肉に『過剰な力が持続的』に加わると、それまで筋肉と神経のバランスを保っていた働きが崩れて、何かのきっかけで、 本人の意思とは無関係に、筋肉が勝手に収縮してしまう事があります。
また、脚の筋肉の『緊張が長く』続いて、筋肉の収縮にブレーキをかける働きが弱くなると、神経の誤作動から、異常な収縮が引き起こす事があります。


しかも、暑くて大量に汗をかいた場合や、排尿の量が多くなると、このような異常反応が起き易くなります。
例えば、「お腹をこわして下痢が続いた」、「飲み会でたくさんお酒を飲んだ」、「心臓病や高血圧の治療薬などの薬の服用中」、などです。
多量の発汗や排尿で、体内のミネラル分が一緒に排出されると、ミネラルの運動神経に信号を送る働きに、異常が起きるからです。



【 “夜間に起きる”こむら返り 】

“夜間に起きる”こむら返りは、寝ている間に、脚がつって、痛くて目が覚めるタイプです。
よくあるのが、仰向けになって、『足の甲が伸びきった状態』で寝ているうちに、足の甲に布団の重みがかかった時に、一気に、こむら返りが起きるケースです。
これは、足の甲が伸びきった状態になると、反対側の、ふくらはぎや足裏の筋肉が短縮した状態になるので、『こむら返りの一歩手前』の状態になる為です。


しかも、就寝中は、神経の、筋肉のコントロール力が低下しているので、何かのキッカケがあると、急激に神経のセンサーの感度が高ぶります。
これに、脚が冷える条件が加わると、筋肉が収縮し易く、血めぐりが悪くなるので、余計に、筋肉の異常興奮が起き易くなります。
例えば、布団から脚を出していたり、部屋のクーラーが効き過ぎていたり、冷たい飲み物を多く飲んでいた、などの場合です。



【 高齢者、妊婦さんの場合 】

このように、こむら返りには“昼間に起きる”タイプと“夜間に起きる”タイプに分けられますが、共通する要因があります。
それは、腰や脚の筋肉の柔軟性が喪失している事と、血行が低下している事です。
血行が悪くなって、筋肉の弛緩調節が、鈍くなるからです。


特に、高齢者や妊婦さんのように、運動不足や体重の増加などがあると、両方の条件が重なって、こむら返りが起き易くなります。
例えば、ちょっとした事で、筋肉疲労と、血液循環が低下していると、運動をコントロールしている神経が興奮を起こし易くなって、“昼間に起きる”タイプのこむら返りになります。
また、脚が冷えた状態で寝ていると、血行が低下するので、筋肉の収縮が起き易くなって、“夜間に起きる”タイプのこむら返りになります。


更に、高齢者や妊婦さんの場合には、姿勢が変化して、腰の負担が増える事が影響します。
腰を反らしていたり、前かがみになっていたりすると、どうしても、姿勢のバランスを取ろうとして、ふくらはぎにも、過剰な負担がかかってくる為です。
特に、腰痛や坐骨神経痛の人は、腰からふくらはぎへと延びている神経に、誤作動を起こし易くなるので、「腰に原因が?」と、疑ってみる事をお勧めします。


また、高齢者や妊婦さんの場合、運動不足になり易い事から、ふくらはぎの筋肉が弱って、疲労が生じ易く、脚がつるリスクが高まります。
筋肉量の減少 → 血行の低下 → 乳酸などの疲労物質が排出しづらい → 末梢神経の興奮を抑えにくくなる → 筋肉の痙攣、となるからです。
しかも、昼間、ちょっと運動をしただけでも、この反応が起き易くなります。



【 腰から下のケアを 】

この為、運動や仕事で、脚の疲労が気になった場合は、腰から下の、下半身の筋肉の柔軟性や血行を、回復させておく事が必要です。
特に、ふくらはぎの機能を高めるように、筋肉をマッサージすると、こむら返りの予防や回復に、効果があります。
これは、ふくらはぎが『第二の心臓』と言われるように、下半身に届いた血液を、心臓に戻すポンプの役目をしている為です。


また、こむら返りを起こしてしまった場合には、痛みが充分に無くなってから、筋肉の柔軟性を回復させ、血行を促進させる事が大切です。
痛みが激しい最中に、無理にふくらはぎを伸ばそうとすると、肉離れなど、脚の筋肉を痛めるので、逆効果です。
痛みが収まってから、ふくらはぎの筋肉をマッサージして、“筋ポンプ作用”を、活用する事が肝心です。


中高年以降になって、こむら返りを繰り返す場合は、「腰に原因があるのかも?」と、腰の状態を、疑ってみる事をお勧めします。
当院は、下半身全体の、血行の改善や疲労を回復させ、こむら返りの予防や、体調維持の治療も行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。


(HP) nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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