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ファミリー 治療院
鍼灸・指圧
千葉県市川市八幡3-26-2 (京成八幡駅北口正面)
本八幡のマッサージ専門の治療院です。    

女性の更年期の腰痛 と、お尻の冷え


女性の更年期の腰痛は、もともと腰に多少の障害があったのが、更年期になって、それが強く意識されるようになった、という傾向があります。

この時期になると、体力の低下や、体重増加、姿勢の悪化などで、腰の負担が増すだけでなく、毎日の家事や仕事の都合で運動不足になり、筋肉から、痛みや違和感が出易くなるからです。

しかも、40代半ばから50代半ばの時期になると、腹筋や背筋が弱まり、筋肉のしなやかさや筋力が失われるので、余計に、腰の痛みが起き易くなります。


【 更年期の腰痛の痛みの特徴 】

女性の更年期の腰痛の痛みには、特徴があります。
それは、身体の疲労の影響だけでなく、身体の血行不良も発生しているので、骨盤内の血液やリンパ液の循環が悪化する事です。
この為、下腹部やお尻のほうへ、抜けるような鈍痛が起きたり、疲労感や重苦しさを伴う、独特な痛みになったりします。


例えば、腰付近が、「激しい痛みではないけれど、何だか腰が重たい」とか、「朝から身体が重く、疲れを感じる」など、強いダルサ感や疲労感に悩まされます。
しかも、このような時に、「首から背中にかけての筋肉が、張り詰めたように凝ったり、ガチガチに固まったりする」、「背中に鉄板が入っているように、硬くて重たい」、などにも悩まされます。
これは、血行不良が影響しているので、腰だけでなく、肩コリや背中痛なども起き易くなり、身体の様々な所で、痛みや不快感が起きるようになるからです。


更に、更年期は、痛みを緩和させる、脳内のホルモンの分泌が減少してくるので、痛みを感じ易くさせます。
例えば、今までと同じような動作をしていても、痛みや不快感が強まったり、不安や心配事でストレスを感じると、更に、痛みを強く感じたりします。
このような更年期の痛みは、周囲の理解がなかなか得られないので、本人にとってストレスとなったり、症状を悪化させたりします。


【 お尻の筋肉が弱ると 】

腰に痛みが続いたり、違和感を伴ったりすると、当然、腰の状態が気になります。
しかし、更年期になると、お尻の筋力も弱まるので、柔軟性が無くなって、腰を痛める原因になります。
この為、腰を支えている“お尻の筋肉状態”も、注意が必要です。


これは、お尻が果たす大きな役割が、『身体を安定した状態で、立たせる事』なので、筋力が弱ってくると、身体を支える力も弱まって、バランスを崩し易くなり、腰への負担が増すからです。
更に、歩いたり、走ったりすると、交互に、片足立ち状態を繰り返すので、お尻の筋肉が弱ってくると、負荷が大きくなり、その分、腰に負担が増します。
そして更に、お尻の『衝撃吸収力』も低下するので、その分、膝や腰が衝撃を受けるようになって、痛みが起き易くなります。


【 お尻の筋肉のチェック 】

この為、腰痛が起きた時には、腰と共に、お尻の筋肉のチェックが、必要です。
特に、「お尻の奥に何となく痛みを感じる」、「下腹部やお尻のほうへ抜けるような鈍痛がある」、「お尻を触ってみると、冷たい」、などの場合です。
酷くなると、神経症状を起こし、お尻から太ももの後ろにかけて、痛みやシビレなどを起こす事があります。


本来ならば、お尻は、分厚い筋肉が、何層も重なっているので、その分、血行が保たれる事が必要です。
しかし、女性のお尻は、狭い骨盤内に、子宮や卵巣などもあるので、血行が悪くなりがちです。
この為、更年期の血行不良が起きると、余計に、お尻の血行が悪くなるので、柔軟性が無くなって、痛みが起き易くなります。


また、女性のお尻は、骨盤内で子宮を保護する為に、脂肪が多い事も、痛みが起き易くなります。
お尻の分厚い脂肪で、寒さから子宮を守ってくれますが、ところが一度冷えると、温まりにくくなるので、更に、血行やリンパの流れを悪化させて、冷えの原因になるからです。
この結果、お尻の冷えが回復しにくくなり、それが腰にも影響して、腰の筋肉が疲労し易くなったり、痛みを感じ易くなったりします。


【 お尻の筋肉のコンディション調整 】

お尻の筋肉は上半身を支え、下半身を動かす軸となる大切な土台です。
この為、腰とお尻で関係が薄いようにも思えますが、筋肉が直接繋がっているので、お尻の筋肉が疲労すると、腰にも影響を与えます。
特に、更年期の女性の場合、血行の悪化も、腰の痛みに影響してくるので、腰と共にお尻の筋肉の対策が必要です。


この為、腰の筋肉と、お尻の奥の筋肉の、両方の緊張を解消し、循環を改善させる事が必要です。
中でも、骨盤周囲と腰付近の、靭帯や筋肉の柔軟性を回復させ、筋肉の弾力性や関節の可動性を戻し、循環の改善を図る事が大切です。
腰痛解消に、お尻の筋肉のコンディション調整が重要になるので、自分で行う腰痛体操や、ホットパックなどで温めるぐらいでは、あまり効果がありません。


お尻は、腰の下側で、『縁の下の力持ち』として、柔らかいクッションの働きをするので、お尻の筋肉の緊張を緩和させて、お尻の血流を改善させると、骨盤内の血行も促進され、腰の痛みが減少してきます。
特に、長時間座り続けているような生活では、“お尻の筋肉を目覚めさせる”ように、お尻の筋肉が、しっかりと動く感覚を取り戻す事が必要です。
「お尻の筋肉がほぐれると、腰の重だるさも軽減される」、と言う人がいるくらい、腰の痛みに改善効果を与えます。


お尻は、衝撃を吸収し、腰への障害を防いでくれますが、お尻まわりが硬くなると、腰まわりの筋肉も硬くなるので、腰痛につながり易くなります。
当院は、腰やお尻の血流の改善や、筋緊張やそれに伴う硬結の解消によって、不快感や疲労感などを回復させる治療を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。


(HP) nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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