高齢になると、筋肉量の減少で発熱量が落ち、血管の温められた血液を送る働きも弱ってくるので、寒さに敏感になるだけでなく、身体の芯から冷えて、「冷えが、身体の内側に入り込んでいる」と感じるようになります。
しかも、身体が冷えるので、「下痢と便秘を繰り返す」、「疲れやダルサがとれない」、「布団に入っても眠れない」、「風邪が回復しない」などに悩まされ、シワ、タルミ、くすみ、吹き出物などの皮膚トラブルにも、憂鬱な気分にさせられます。
このような高齢者の冷えを改善するには、身体を温めるだけでなく、身体の回復力を取り戻す事が重要になってくるので、身体の不調箇所をチェックして、筋肉のコワバリ箇所の解消や、血行の悪化箇所を改善し、冷えで敏感になっている神経を鎮め、痛みや疲れ易さを緩和させて、体調を整える事が大切です。
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