何気なく見上げた時や、深呼吸をしようとした時に、首すじから肩にかけて、急に、ジーンとしたしびれや、痛みが起きる事があります。 これは、首の後ろの神経の出口(神経根)が狭くなり、首を反らした時に、神経が圧迫されて、神経症状が起きた為です。 症状が強まると、頭を傾けただけでも、肩から腕の方に、しびれ…(続きを読む)
通常の肩凝りや腰痛ならば、日にちはかかっても、揉んだり温めたりしているうちに、自然と治っていきます。 しかし、筋肉の中に、筋肉が凝り固まって縮んだ、硬結(しこり)ができてしまうと、周囲全体に“コワバリ感”や“引きつり感”が起き、いつまでも続くようになります。 更に、内部からは、不快な凝りやダルサ…(続きを読む)
しゃがんだり、立ち上がろうとした時に、目の前が“クラクラ~”としたり、歩いている途中に、急に頭が“フラフラ~”としたりする事があります。 身体のバランスをとる神経が、伝わらなくなったようになり、身体のコントロールが効かなくなります。 「脳の一部に、異常が起きたのでは…?」と、不安にかられ、何もで…(続きを読む)
緊張型頭痛は、肩凝りから起きる事が多いので、“肩こり頭痛”とも、言われています。 これは、疲労やストレスで、肩から首にかけての筋肉が緊張すると、血行が悪化し、老廃物が神経を刺激する為です。 頭痛のうち、60~70%がこのタイプで、日本人に一番多い頭痛になっています。 医院では、通常、痛…(続きを読む)
“肩こり頭痛”と言うと、緊張型頭痛をイメージしますが、片頭痛にも、肩こりの症状が、かなりハッキリと出現します。 しかも、一般的な肩こりと違って、特徴的な現れ方になっています。 例えば、「頭痛の前に、急に肩こりが悪化する」、「首や肩が、グッと張ってくる感じがする」、「後頭部に、凝りが拡がってくる」…(続きを読む)
身体に疲労が溜まると、仕事をしていても、仕事に身が入らなく、遊びに出かけても、楽しめません。 「寝ても疲れが取れない」、「妙に身体がだるい」、あるいは「身体が重い」、といった状態に悩まされるようになります。 しかも、職場の上司や周囲との人間関係、過重労働や過大なノルマ、配置異動や職場不適応、また…(続きを読む)
中高年以降になると、こむら返りで悩さている人が、増えています。 以前ならば、一過性で、自然に治っていたものが、チョットした事で起き易くなったり、痛みの程度が激しくなったり、翌日まで痛みや違和感が残るようになります。 このような状態になると、心配事や、動作に支障をきたすようになります。 …(続きを読む)
お腹が冷えた状態になると、胃や腸の働きが低下し、便を運ぶ働きが落ちたり(便秘)、腸が水分を吸収する機能が落ちたり(下痢)します。 これは、冷えによって、消化管内の感知能力に、低下や混乱が起き、内容物を正常に移動させる事ができなくなる為です。 また、消化管内に、不要な物やガスが溜まって、腸内の環境…(続きを読む)
現在、多くの市町村で、高齢者の方に、マッサージの施術助成券を交付しています。 高齢者の健康の保持と、福祉の増進を図る為に、施術費の一部を支給する制度です。 1回15~20分程度の短時間のマッサージでも、このような制度を利用して、時々受けると、健康管理に効果的です。 これは、『人は血管と…(続きを読む)
仕事を続けていると、身体が疲れてしまい、「首や肩が痛い」とか、「背中や腰が痛む」などが、よく起きます。 このような状態になると、身体だけでなく、頭も疲れた状態になって、仕事をこなすペースが遅くなったり、注意力が低下したりします。 更に、疲れが蓄積すると、集中力が続かなくなったり、気が滅入ったりし…(続きを読む)
マッサージの治療費には、「保険が効く」ものと、「保険が効かない」ものがあります。 保険が効くもの、つまり健康保険でまかなえるものを「保険治療」といい、保険者(健康保険組合など)、または国が、保険分を支払ってくれるので、少い負担で済みます。 反対に、「保険が効かない」ものは、「自費治療(自由診療)…(続きを読む)
脚は、心臓から一番遠く、身体の下に位置しています。 この為、脚や腰が疲れていたり、座り続けて筋肉の働きが低下したり、冷えがあったりすると、血液やリンパ液を、心臓に押し戻す力が弱まってしまいます。 循環が悪くなるので“脚太り”になるだけでなく、細い毛細血管から、水分がにじみ出て滞留して、“むくみ”…(続きを読む)
最近、精神的なストレスによる、男性の冷えが増えています。 調査によると、成人男性の約3人に1人が、手足の冷えを感じています。 しかも、身体の冷えと共に、疲れ易い、体力が落ちた、疲れがとれないなど、疲労感が増したり、睡眠不足や腰痛、肩こりといった体調不良に悩まされたりします。 従来、男性…(続きを読む)
座っているうちに、徐々に下半身が重ダルクなったり、夕方近くになると、腰の奥から鈍痛を感じたりする事があります。 ハッキリとした痛みは無くても、腰がこわばって動きづらくなり、何かの拍子に、痛みを誘発させてしまいそうな感じになります。 これらは、腰痛を起こす前の、前兆(まえぶれ)の可能性があります。…(続きを読む)
変形性膝関節症は、膝関節のクッションである軟骨のすり減りや、筋力の低下などによって、膝に炎症や変形が起き、痛みが生じる病気です。 中高年に多い病気で、とりわけ女性に多く、50歳以降になるにつれて、患者さんが多くなっています。 手術が必要とされるのは、全体の1割ぐらいで、多くは手術以外の保存療法が…(続きを読む)
見た目の印象は、最初の数秒で決まると言われています。 特に、姿勢によって、印象が良いのと悪いのでは、ビジネスのチャンスも、出会いのチャンスも大きく異なってしまいます。 姿勢という文字も、「姿」と「勢い」と書くように、身体の構え方や構えを示しています。 例えば、背筋がピンと伸びていると、…(続きを読む)
脚の疲労は、立ち仕事だけでなく、残業の続く長時間労働、パソコン業務などのように、同じ姿勢で長時間いる事が多いと、起き易くなります。 脚がパンパンになったり、おもりを引きずっているように重く感じたりします。 しかも、それだけでなく、気分的にも不快になるので、仕事や家事をしていると、疲労感が増します…(続きを読む)
立ち上がりや、階段を上り下りすると、お尻から太ももにかけて、痛みを伴ったシビレや、違和感が起きる事があります。 このような状態になると、普段から、お尻から太ももの裏にかけて、ツッパリ感がしたり、何とも言えない鈍痛やシビレを感じたりします。 しかし、腰には、ハッキリとした痛みが出ません。 …(続きを読む)
膝の裏側に、ズキズキするような鈍痛が続き、そのうえ、時には、ピリっと電気が走るような鋭い痛みを感じる事があります。 人によっては、鈍痛だけでなく、強いツッパリや、腫れも、感じる人もいます。 また、痛みを感じる場所も、膝裏と言うより、「膝裏のスジ」とか、「膝の横」に感じる人もいます。 膝…(続きを読む)
四十肩・五十肩の治療で、激しい痛みが続いていた『急性期』が過ぎ、鈍痛に変わる『慢性期』になると、リハビリ治療が勧められます。 角度によっては強い痛みが出るので、痛みの出ない範囲で、動かす運動が基本になります。 しかし、「言われたように動けない」とか、「リハビリをしても、変化が現れない」、あるいは…(続きを読む)
頭が疲れてくると、頭の反応が鈍くなって、頭の中がモヤモヤしたり、考えがハッキリしなくなったりします。 これは、脳の重さは、身体全体の5%にすぎませんが、使用される酸素量は、20%にもなる為です。 脳は、多くの酸素を必要とするので、身体の血行が悪くなると、真っ先にボーっとして、脳の働きが悪化します…(続きを読む)
「首が、締め付けられる感じがする」とか、「喉が締まって、戻らない」、などが気になっている方がいます。 人によっては、「喉が詰まったような感じがする」、「声が出にくい」、「深呼吸しづらい」、と感じる人もいます。 これらの原因として、首や肩の凝りが大きく関係しています。 これは、喉近くの筋…(続きを読む)
足の土踏まずや、踵(かかと)に起きる痛みの中で、ポピュラーな疾患として、足底腱膜炎(または足底筋膜炎)があります。 歩き始めた時に、足裏に「ズキン!」と痛みが起きるのが、大きな特徴です。 しかし、腫れや、赤みといった、見た目でわかる症状はありません。 足の裏は、土踏まずのアーチ(凹み)…(続きを読む)
気候が寒くなってきたり、部屋の冷房が強かったりすると、関節が痛み、悩む方がいます。 動作時に痛みを感じるだけでなく、膝や腰にダルサや鈍痛が続いたり、関節が思うように動かなかったりするので、立ち上がった時に、思わず「アイタタ!」となります。 このように、身体が冷えると、痛みを感じる症状を、「寒冷痛…(続きを読む)
ブーツは、ファッション性と共に、脚の寒さに対する、最適なグッズとして人気があります。 最近では、通気性を改善して、夏でも履けるサマーブーツもあります。 クーラーの効きすぎた部屋でも、足首を温かく保つ冷房対策として、人気を呼んでいます。 これは、足首は筋肉がほとんど無いので、冷たい外気が…(続きを読む)
長時間、前かがみでパソコン業務をするビジネスマンやOLに、肩甲骨の内側の、痛みや凝りで悩んでいる方が多くいます。 また、顔を横に向けたり、腕を大きく動かしたりすると、肩甲骨がその動きを抑えつけるようになり、更に動かすと、シビレに似た違和感を生じる事もあります。 多くの場合、一方の肩甲骨が、上側に…(続きを読む)
毎日の立ち仕事で、「脚がパンパンになってしまい、家に帰ると、もう、脚を投げ出したくなってしまう!」という方が、多くいます。 ひどくなると、膝がガクガクになって曲げづらくなったり、ふくらはぎや太ももの外側が硬くなって、押すとコワバッタ痛みを感じたりするようになります。 しかも、脚の不快感が気になっ…(続きを読む)
妊娠して5ヶ月目頃から、お尻の奥に痛みを感じ始め、7ヶ月目ぐらいになると、お尻が刺されるような痛みを訴える妊婦さんが多なります。 例えば、立ち上がりにお尻がピリピリと痛み出したり、ソファに座っていても尾底骨に疼くような痛みを感じたり、また、寝起きに身体を起こす時にお尻の奥が痛み出したり、などです。…(続きを読む)
背中の痛みは、急に痛くなったという事は少なく、背中の張りやダルサから、気付いたら痛みを感じていたとか、次第に痛みに変わってきたという方が多くなっています。 この痛みの原因の中で、意外と気付かれてないのが、背中の“むくみ”から生じた痛みです。 背中の筋肉が、疲労や緊張すると、血行やリンパ液の流れが…(続きを読む)
最近、チョッと急ぎ足で歩いたり、駅の階段を昇ったりすると、息切れを感じたりしませんか? あるいは、カラオケに誘われて歌ってみたら、息が続かなかったり、息を吸い込んでいるうちに遅れてしまったり・・・。 もしかすると、浅い呼吸になっているのかもしれません。 浅い呼吸と言うのは、酸素の多い外…(続きを読む)
体内の滞ったリンパ液の循環を改善し、健康な身体づくりを目的としたリンパマッサージの案内をよく見かけます。 リンパ液の循環改善によって、むくみや冷え性を解消し、セルライトの除去、更に、美肌やダイエット効果など、多岐にわたる健康や美容への効果を目的にしています。 更に、新陳代謝(細胞の生まれ変わり)…(続きを読む)
「身体が、だるい…」、こんな悩み、ありませんか? 身体がだるいと、身体のだるさだけでなく、仕事や生活の面でも、様々な不調や辛さに悩まされます。 例えば、朝の寝起きが悪い、気分がすっきりしない、仕事にヤル気が起きない、胃がもたれる、食欲がわかない、などが起きてきます。 通常、健康の三大要…(続きを読む)
「仕事中、頭が重くて仕方がない」とか、「頭の重さやダルサに悩まされて、イライラする」、といった経験があると思います。 ビジネスマンやウーマンにとって、頭がスッキリ働く事は、仕事をこなす必須条件ですし、“仕事運”を運んでくれるカナメです。 この為、頭が重くて憂鬱な日々が続くと、「頭がスッキリして、…(続きを読む)
『老化は、脚(足)から』と言われるように、脚の健康状態は、身体全体に影響します。 例えば、仕事や運動で歩き続けたり、立ちっぱなしや座り続けたりすると、ふくらはぎがパンパンに張ったり、脚がダルクなったりします。 すると、下半身の疲れだけでなく、全身の血液循環も悪くなって、腰や背中の鈍痛や、肩凝りの…(続きを読む)
オフィスで1日中働いた後、鏡で自分の顔を見た時に、思わず「顔が、朝と違う!」と、驚かされる事があります。 顔にドッと疲れが出て、顔が何だか不健康そうだったり、老けてしまった…!ように見えたりします。 このような“疲れ顔”や“老け顔”に、一旦なってしまうと、いくら頑張ってメイク直しをしても、元通り…(続きを読む)
デスクワークを、長時間、続けているうちに、疲れを感じたり、気分がイライラしたりすると答えた人が、9割近くにもなっています。 作業効率の低下やミスの頻発などが起きたり、上司や部下の対人関係のトラブルを起こしそうになったりして、業務の支障にもなっています。 これは、デスクワークの疲れが、肉体的疲労だ…(続きを読む)
日本人の多くが体験する疼痛として、『 首こり 』・『 肩こり 』があります。 首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて、張ったような、凝った痛みです。 通常、首や肩の筋肉が、緊張や疲労で硬くなり、血行が悪化して、筋肉の内部で酸素不足となり、疲労物質も作られるので、痛みやダルサを感じます。 …(続きを読む)
中高年になってから、運動にチャレンジしようという方が多くなっています。 若い時と違って、目的が、肥満解消、ストレス発散、あるいは、血圧や血糖値の改善などの、健康管理を意識したものに多くなっています。 しかし、普段あまり身体を使う事が少なかったり、週末だけの運動になったりして、ツイ、時間に追われて…(続きを読む)
更年期になると、身体の疲労や緊張だけでなく、それらの感情も蓄積されます。 精神的な疲労や倦怠感が強まって、集中力や意欲の低下、あるいは、不快な気分などを引き起こします。 この為、女性の約7割が、疲労感や倦怠感と共に、イライラ感や憂鬱感に、悩まされると言われています。 背景として、この時…(続きを読む)
女性の更年期の腰痛は、もともと腰に多少の障害があったのが、更年期になって、それが強く意識されるようになった、という傾向があります。 これは、女性ホルモンが減少すると、自律神経のバランスが乱れから、痛みを緩和させる脳内のホルモンの分泌が減少する為です。 この結果、以前よりも、痛みを感じ易くなります…(続きを読む)
女性の場合、40歳代前半までは血圧が低くても、更年期前後から、急に血圧が上がる傾向があります。 50代で43%、60代になると55%の女性が、血圧が高くなっています。 これは、女性ホルモンの減少から、血圧をコントロールしている自律神経が変動し易くなり、血圧が高くなると言われています。 …(続きを読む)
不定愁訴は、原因がはっきりしない、身体の不調です。 強まると、鬱(うつ)になったように、気分の落ち込みや不安、物事におっくうになり、これまで楽しんでいたことが楽しめず、集中力もなくなります。 しかし、身体に異常を感じても、家事や育児・介護などに追われていると、後回しにしてしまいます。 …(続きを読む)
こりの中でも、筋肉の内部で、ウズク様な痛みや、シビレを感じる、こりがあります。 不快にさせる痛みとこわばりを伴いながら、筋肉の奥から、ジンジンしてきたり、ズキズキしたりして、重苦しい感じが続きます。 しかも、疲れ易くなって、少しでも疲労や緊張があると、その部分に、ひどいダルサを感じ、疲れきったよ…(続きを読む)
背スジが、スッと伸びている人は、目に付きやすいものです。 姿勢が良いので、大勢の人がいても、目立ちます。 しかも、見た目だけではなく、その人の「はつらつさ」や「健康感」もアピールされるので、好印象を与えます。 反対に、いつも背スジが曲がっていると、実年齢よりも老けて見えてしまいます。 …(続きを読む)
緊張型頭痛は、慢性頭痛の中で最も多く、7~8割を占めています。 “頭を鉢巻で締めつけられているような痛み”と表現されるように、後頭部を中心に、側頭部や首筋にかけて痛みます。 更に、緊張が目の奥まで及んで、めまいや目の疲れも生じる事があります。 特徴として、痛みが夕方に起きたり、強まった…(続きを読む)
睡眠に関する悩みの中で、圧倒的に多いのが『寝つきが悪い』『眠りにつけない』といった悩みです。 「ベッドに入っても、肩こりが気になって寝つきが悪い」とか、「枕が合わないのか、どうも頭の位置が定まりにくい」、というケースが多くなっています。 これらは、昼間の緊張が続いて、身体の筋肉が凝り固まって、快…(続きを読む)
最近の日本の夏は、30度どころか、40度に迫る勢いで気温が上がる地域もあり、途方もない暑さになる事があります。 「夏バテ」や「熱中症」は、このような暑さによる、体力消耗、睡眠不足、栄養不足などに、疲れが重なると起きます。 予防や治療には、身体の血行を促し、疲労を解消し、体温調節の機能を回復させる…(続きを読む)
背スジがスラッと伸びていると、明るい印象を与え、仕事にも自信があるように見えます。 相手に良い印象を与えるだけでなく、プラス思考で、ヤル気に満ちているように映ります。 女性の場合、姿勢が美しいと、女性らしいとか、着ているファッションがキマって見えます。 背スジが一番伸びたのが、本来の姿…(続きを読む)
朝、目が覚めて起き上がろうした時に、「イタタタ…!」と首に激痛が走り、頭を動かす事も、できなくなってしまう急性の症状を、「寝違い」とか「寝違え」と言います。 頭を動かすと激痛が走るので、仕事をしていても集中力が低下したり、車の運転をしていると、左右の確認が不自由になるので、危険を感じたりする事もあ…(続きを読む)
健康ブームの広がりや、アンチエイジング、メタボリック症候群への関心などから、スポーツクラブやフィットネスクラブなどに、人気が高まっています。 しかし、運動をしてみると、予想以上に身体が動かなかったり、関節が硬くなってスムーズに動かなかったりします。 「スクワットをしたら、尻餅をついた」、「脚が重…(続きを読む)